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芳根京子、亡き祖母に「観てもらいたかった」次期朝ドラ『べっぴんさん』への想いを語る

デビュー 9月5日(月)22時32分配信

 10月3日からスタートする、NHK 連続テレビ小説『ぺっぴんさん』の完成披露試写会が、5日に渋谷の同局内で行われ、ヒロインの坂東すみれを演じる芳根京子をはじめ、すみれの幼少期を演じる渡邉このみ、すみれの父・坂東五十八を演じる生瀬勝久が出席した。

【写真】芳根京子の会見の模様

 95作目となる今作は、戦後の焼け跡の中、娘のため、女性のために、子供服作りにまい進し、日本中を元気に駆け抜けていくヒロインとその家族、そして、彼女の仲間たちが夢へと向かう物語。

 第1週目が完成したことに関して、芳根は「“ついに出来た”“やっと(すみれに)会えた”という感じ」と語り、「4月からお稽古を始めて、5月末から撮影が始まって3ヵ月ちょっと撮影してきましたが、やっとみなさんに観て頂けるのがすごく嬉しくて、不思議な気持ちでいっぱいです」と喜びを噛みしめる。演じる”坂東すみれ”について「すみれは、自分の言いたいことがなかなか口に出せない女の子なんですが、このみちゃんが作ってくれたすみれという女の子を絶対に壊したくない、ちゃんと引き継ぎたいという想いが一番にあった」と語り、「“あのすみれがこんなも頑張っている”というような姿をしっかりと見せていきたい」と決意を新たにする。

 すみれの父を演じる生瀬は「普段から癖の多い、ほとんど変化球しか投げない様なお芝居ばかりしていますが、今回は直球で勝負しています」と宣言。すみれの幼少期を演じた渡邉は「私は家族みんなで観たんですけど、お母さんとか、みんな笑ったり泣いたりしていたので、とてもいい作品にできたかなって思います」と笑顔を見せ、父親役の生瀬について「生瀬さんは役ではすごい怖い役だったけど、いろいろお話をしてくださったり、演技の指導もたくさんしてくださって、すごい優しかったです」と語ると、生瀬もニッコリ。

 そんな生瀬に対して芳根は「生瀬さんと二人でお芝居をさせていただいたとき、『深く考えすぎずに、お父様への想いをちゃんと伝えて』と言ってくださったことが印象的だった」と明かし、「考えすぎちゃっていた部分もあったので、今までのリハーサルでやったこととかを一度忘れて、しっかりとお父様に想いをぶつけようという感じでやったら、監督からも『今のはすごく良かった』と言っていただいたんです」とコメント。一方の生瀬は「まったく覚えてない(笑)。すごく恥ずかしい。なんかエラそうなこと言いましたね」と照れ笑いを浮かべていた。

 また、ヒロインを演じる芳根について生瀬は「プライベートでいろいろとお話をして、芳根京子ちゃんの生き方に非常に感化されています」と告白。「自分をしっかり持っていて、若い頃からいろんなものにチャレンジしていて、大病もされたので、死生観もしっかりと持っている。現場ではお芝居を戦わせています」と芳根を称賛。さらに「スタジオの前室に芳根さんからの差し入れのおやつがたくさん置いてあるんですが、『みなさん、どうぞ!』って言いながら、ほとんど自分が食べている。その座長感たるや、すごいなと。とても愛らしい座長です(笑)」と暴露し、笑いを誘う一幕も。

 4月からお裁縫と所作、関西言葉の稽古を積んで、撮影に挑んでいる芳根は「亡くなってしまった祖母がお裁縫の先生をやっていたこともあって、夏休みの自由研究で、おばあちゃんと一緒にぬいぐるみや巾着、クッションとかを作ったり、そういう経験があったので、ゼロからのスタートではなかったことが心強かった」と語り、「それと同時に祖母に観てもらいたかったなという想いがすごくあります」亡き祖母への想いを語った。

 第1週では、入院中の母を見舞うために、母が好きだった刺しゅうに悪戦苦闘する姿が描かれ、幼少期を演じた渡邉の熱演が光る。すみれの母親・はなとして出演し、物語の“語り”を担当している菅野美穂とのシーンについて、渡邉は「お母さんが家から(病院へ)帰ってしまうシーンでは、私も(試写を観て)泣いちゃったし、撮影中も泣いちゃって、すごく感動したシーンでした」としみじみと振り返る。

 菅野と夫婦役を演じる生瀬は「『これから娘たちをよろしく』と言われるシーンでは、手を握るというような段取りはまったくなかったんですけど、自然と菅野さんが僕の手を握ってくれて、僕はまたそれに感動してしまって、『任せておけ』と言う感じで。とても気持ちのいいシーンになった」コメント。また「大河の撮影中の旦那様(堺雅人)から『妻をよろしく』とメールをいただいたので、『任せておけ』と、旦那にもメールを返しておきました」と明かし、「良いネタになるでしょ?」と報道陣にアピールし笑いを誘う。

 実際には共演シーンはないものの、菅野が出演するシーンに立ち会っていたという芳根は「小さい頃のすみれちゃんの記憶は、私も持っていないといけないものなので、4つ葉のクローバーの意味を教えてもらうシーンのとき、直接現場でみさせていただきました」とコメント。そして、「あの日から気持ちがすごく変わったなと。冒頭で赤ちゃんを背負って泣いているシーンがあるんですが、あれはもともとあ然として見ているというシーンだったんです。でも、本番でなぜか涙が止まらないという不思議な感覚になって。それは、あのクローバーのシーンを観に行けたからだなって思いました。私が直接言われた言葉ではないけど、すごく心に響くものがありました」としみじみ語った。

 連続テレビ小説『べっぴんさん』は、10月3日より放送開始(毎週月~土 午前8:00~ NHK総合ほか)。

最終更新:9月5日(月)22時32分

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