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完全復刻したシンセ、アープ・オデッセイにモジュール・タイプが2デザインで登場

BARKS 9月5日(月)11時58分配信

コルグは、アナログ・シンセサイザー「ARP ODYSSEY」のモジュール・タイプとなるモデル「ARP ODYSSEY Module」を10月下旬より発売する。40年以上の時を超え完全復刻したアナログ・シンセシス回路をそのまま搭載、歴史を物語るRev1とRev3の2種類のデザインをラインナップする。

1972年の登場以来、アナログ・シンセサイザーの名機として数多くのミュージシャンに愛され続けてきた「ARP Odyssey」。そこから40年以上の時を経た2015年、コルグはARP Instruments社の共同創業者であるDavid Friend氏をアドバイザーに迎え、当時の回路を完全再現した「ARP ODYSSEY」を完成させた。そして、「ARP ODYSSEY」の世界をさらに拡大すべく、コルグが新たにリリースするのが、モジュール・タイプの「ARP ODYSSEY Module」だ。

完全復刻したアナログ・シンセシス回路をコンパクトなボディにそのまま搭載。DAWを中心とした現代の音楽制作環境に適合するよう、よりコンパクトにモジュール化。KORG SQ-1などのシーケンサーと組み合わせてのパフォーマンスしたり、、好きなキーボードとMIDI接続して演奏することも可能。「ARP ODYSSEY Module」はプレイヤーのために新たにMIDIピッチベンドにも対応している。

2種類のラインナップが用意されるのも注目。ARPブランドの最も代表的な黒パネル×オレンジ・シルクのRev3デザインに加え、歴史の始まりを象徴する白パネルのRev1デザインもレギュラー・モデルとしてラインナップ。またスライダーの特徴的なグリップ形状や、滑らかな操作感、スイッチのレイアウトなど、コンパクトながらオリジナルそのままのレイアウトを完全再現している。また、ボディはモジュール化に伴って新たに設計し直し、40年の歴史に裏打ちされた重みあるサウンドを生み出すにふさわしい、頑強なスチール製の筐体を採用した。

シャープで鋭いサウンド、そして豊富なモジュレーションによる多彩な音色バリエーションを最大の特長とする「ARP Odyssey」を完全再現。2VCOで、2音同時に発音するとオシレーターが別々の音程で発音するデュオフォニック仕様、「ARP Odyssey」当時では非常に珍しかったピッチの安定性の高さを完璧に再現、20Hz~2kHzまでのワイドな可変式ピッチ、ピッチ・モジュレーションとパルス・ウィズ・モジュレーションをコントロール可能、高域まで倍音が多くシャープで効きの良いオシレーター・シンク、ホワイトとピンクのノイズ・タイプを備えたノイズ・ジェネレーターなどを備え、モジュール・タイプならではのディープな音作りが楽しめる。

コントロールでは、オリジナルのラバー・パッドによるPPC(PROPORTIONAL PITCH CONTROL)を再現。ゴムを指で押し、その押し込む強さによってピッチベンドとビブラートの強さをコントロールできる。また、ポルタメント・スライダーとトランスポーズ・レバーも装備。トランスポーズ・レバーを動かした瞬間にポルタメントが利くかどうかがRev1とRev2/3でそれぞれ異なる、というオリジナル「ARP Odyssey」の仕様をどちらも再現し、スイッチで切り替えが可能となっている。

リアパネルには標準フォーンとXLRによる2種類のオーディオ・アウトプット端子を装備。外部オーディオ・インプット端子の搭載で、外部楽器のサウンドを加工できるのもうれしいところ。さらにボリューム調整可能なヘッドホン端子から外部オーディオ・インプット端子に接続すると、セルフ・フィードバックをかけた強力なサウンドを生成可能なのも見逃せない。アナログ・シンセ好きにたまらないのが、アナログ信号を送受信して動かすCV、GATE、TRIG端子の装備。GATE OUT端子からTRIG IN端子に接続するとEGがトリガーしなくなり、レガート奏法が可能になる。パッチ・ケーブルは、標準サイズとミニ・サイズをそれぞれ付属。PCやMIDI機器と接続できるMIDIN IN端子とUSB MIDI端子を装備する。

サイズは496(W)×265(D)×89(H)mm、重量は3.7kg。電源は付属のACアダプターを使用する。

製品情報
◆ARP ODYSSEY Module Rev.1
価格:72,000円(税別)
◆ARP ODYSSEY Module Rev.3
価格:72,000円(税別)
発売日:2016年10月下旬

最終更新:9月6日(火)15時52分

BARKS