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コルグ「MS-20」の強烈な発振音を軸にキックの音作りを追求、ベースもカバーするアナログ・キック・ジェネレーター「volca kick」

BARKS 9月5日(月)12時9分配信

コルグは、名機「MS-20」のフィルターの強烈な発振音を軸に多彩なキック・ドラム、キック・ベース・サウンドを生み出すアナログ・キック・ジェネレーター「volca kick」を10月下旬より発売する。

往年のグルーヴ・マシンや歴史的なシンセシスに光を当ててきたコルグの「volca」シリーズ。ニューモデルがフォーカスしたのは、ダンス・ミュージックの最も重要なサウンドである“キック”だ。

「volca kick」は、キックの音作りを追求するアナログ・キック・ジェネレーター。「MS-20」前期型フィルターの強烈な発振音を軸にしたアナログ回路で、芯のあるキック・ドラムやヌケの良いキック・ベースなど、アナログならではの多彩なキック・サウンドが得られる。また、「volca」の特色ある16ステップ・シーケンサーは、エフェクトを瞬時にコントロールできる新機能「TOUCH FX」を搭載、さらにライブ性を高めている。


まずはサウンドからチェックしていこう。「volca kick」は、完全なアナログ回路によるパワフルで存在感のあるキック・サウンドを生成可能。その音作りに使われるのは、一般的なサイン波でなく、「MS-20」前期型フィルターの発振音だ。レゾナンスを最大にするとオシレーターのように自己発振する強烈なMS-20フィルターで、複雑な倍音を含んだ強力なキックを生み出す。多彩なキックを思い通りに作り出せるシンプルかつ効果的なパラメーター、歪みのレベルとタイプがツマミ1つで変化し、キックのバリエーションと勢いを増大させられるアナログ・ドライブも搭載する。

そして、「volca kick」はキック・ドラムのためだけのマシンではない。16キーのタッチ・パネル鍵盤で、ダイナミックなキック・ ベースを演奏可能。グライムやトラップなどのダンス・ミュージックに欠かせないキック・ベース・サウンドを、強力なアナログ回路で作り出すことができる。また、「volca kick」は低域から中域までワイドな音域をカバーしているため、ロータムやハイタム、SE音など、さまざまなサウンド をシーケンスに取り入れることができる。

即興性に優れたシーケンサーは、16ステップ仕様。キック・ドラムのパターンを素早く並べて打ち込めるほか、キック・ベースのフレーズ演奏に最適なリアルタイム・レコーディングにも対応。複数のシーケンス・パターンを連続して再生させるパターン・チェイン機能によって、32や64、さらには256ステップまで、最大16個のシーケンスを繋げて壮大な展開を構築できる。さらにツマミの動きを記憶できるモーション・シーケンス機能も搭載、サウンドに時間的な変化を与えられる。シーケンス・パターンと音色は、最大16個まで本体に保存可能。シーケンスの途中のステップを飛ばして再生できるアクティブ・ステップ機能も搭載する。

シーケンスはさらに細かくエディット可能。トリガーごとではなくステップごとに強弱をつける一風変わったアクセント機能では、ツマミで強弱の深さをコントロール可能。ステップ間がつながったような効果を得られるスライド機能は、なめらかで個性的なキック・ベースを作り出す。さらにベンドを逆再生させるベンド・リバース機能は、ピッチが下から上に上がっていくという本来キックでは使わないセッティングをステップごとに設定でき、ユニークなサウンドを作成可能。キック・ドラムやキック・ベ―スの範疇を超えた、予想もつかないトリッキーなサウンドとシー ケンスを生み出せる。

パフォーマンス性をさらに高めてくれるのが、新搭載の「TOUCH FX機能」。ステップ・キーに触れるだけでシーケンス・エフェクトを瞬時にトリガーでき、変幻自在のリアルタイム・パフォーマンスを可能に。シーケンス・エフェクトは、音を連打するロ ール機能、1~2 オクターブ上昇させるオクターブ機能、アンプ・ディケイを一気に最大にするサスティン機能などを搭載。パンチの効いた強烈なブレイクに効果を発揮する。

もちろん、他のvolcaシリーズや「electribe」、「SQ-1」とのシンク端子による同期もサポート。MIDI IN端子によるDAWとの連携も可能だ。また、シリーズ共通のコンパクト・サイズ、電池駆動、内蔵スピーカーにより、どこへでも 気軽に持ち出し、いつでも演奏を楽しむことができる。

製品情報
◆volca kick
価格:18,000円(税別)
発売日:2016年10月下旬

最終更新:9月5日(月)12時9分

BARKS

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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