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海外投資家の消極姿勢が浮き彫りに【2016年8月後半の投資家動向】

投信1 9/5(月) 16:20配信

8月後半になっても海外投資家は消極姿勢

日本取引所グループは、9月1日に2016年8月第4週(8月22日‐26日)の投資主体別売買動向を発表しました。このところ数回にわたり、株式市場で買い上がっていくような積極的な投資主体が不在であると指摘してきましたが、変化はあったのでしょうか。8月第3週までの推移と合わせて見てみましょう。

相場の推移を振り返ると、8月の日経平均株価は上旬に一旦16,000円まで下落しましたが、その後、7月の高値と同じ水準の17,000円を伺いました。しかし、17,000円を突破することなく、このレンジを行ったり来たりとなりました。

さて、海外投資家の現物株の売買動向ですが、8月は第1週が▲4,587億円の売り越し、第2週が+484億円の買い越し、第3週が▲1,667億円の売り越し、第4週が+1,714億円の買い越しとなりました。第1週は7月末の日銀の追加緩和策に対する失望を背景に売りが嵩みましたが、その後は売り買いが交錯し、様子見状態と言えそうです。

なお、第4週に日経平均先物で▲4,625億円の売り越しがあるため、これを加味すると海外投資家全体としては日本株に消極的姿勢と言えそうです。

買いの主体は引き続き信託銀行と事業法人

一方、買いの主体は引き続き信託銀行と事業法人です。信託銀行は8月第1週が+1,726億円の買い越し、第2週が+1,205億円の買い越し、第3週が+1,080億円の買い越し、第4週が+653億円の買い越しとなりました。事業法人は8月第1週が+705億円の買い越し、第2週が+231億円の買い越し、第3週が+865億円の買い越し、第4週が+730億円の買い越しとなりました。

このように、信託銀行と事業法人はコンスタントに買い手として登場していますが、個人は様子見姿勢です。8月は第1週が+2,238億円の買い越し、第2週が▲2,114億円の売り越し、第3週が+767億円の買い越し、第4週が+187億円の買い越しとなり、月後半に相場が膠着していくにつれて買い越し額が小さくなりました。

投資信託は8週連続で売り越しており、個人が投信での売買も手控えていることが伺えます。

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最終更新:9/5(月) 16:20

投信1

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