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<北朝鮮写真報告>映像に記録された少女たちの受難(3) 性被害にあう女児たちも(写真4枚)

アジアプレス・ネットワーク 9/5(月) 5:10配信

北朝鮮で90年代半ばに発生した大社会混乱=「苦難の行軍」の時期、多くの女性が性的搾取、性犯罪被害に苦しめられた。

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自身の空腹を満たすため、あるいは家族に食べ物を届けるために、わずかパン数個分のお金で体を売る女性が続出した。「夕刻の駅前では『パム・コッ』買いませんか?と、普通の主婦が客引きする有様でした。平壌の大学でも食糧配給が途絶し、女子学生たちが体を売っていました」
平壌の国営企業で中堅幹部をしていたある脱北者はこう振り返る。同様の証言は枚挙に暇がない。夫に客を取れと命じられたという女性もいた。ちなみに「パム・コッ」とは「夜の花」という意味である。

少女たちも例外ではなかった。お腹を空かせた「コチェビ」(ホームレス)の少女たちが、食べ物と交換に性被害に遭っているという証言を、脱北難民から数多く聞かされた。

90年代の社会パニック期、北朝鮮ではいったい何が起こっていたのか。哀しいことばかりであるが、記録に留めなければならない。(石丸次郎)

←市場に立つ「コチェビ」の少女に男性が近寄り話しかけている。無視する風の少女にしつこく付きまとっていた。2004年7月清津市

←闇市場の中で、中学生ぐらいの少女が何する風でもなくじっと立っている。ひどく痩せている。1998年10月江原道元山(ウォンサン)市

←映像を見ると、この少女は行く当てがないのか、物乞いするでもなくじっとしている。見ていて危なっかしく映った。細い首が痛々しい。1998年10月江原道元山(ウォンサン)市

最終更新:9/6(火) 17:11

アジアプレス・ネットワーク