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「愛の鐘」スイング6年ぶり復活 岡山・美作の自然公園、3組挙式祝う

山陽新聞デジタル 9月5日(月)8時10分配信

 国内最大級の鐘で知られるベルピール自然公園(岡山県美作市後山)の鐘楼で4日、婚礼時に行う鐘のスイングが6年ぶりに復活し、結婚式を挙げた3組を重厚な音とともに祝った。

 鐘楼には、大小一対のフランス製ベルがあり、大きい鐘(高さ約1・9メートル、直径約2メートル、重さ約6トン)は国内最大級。1992年の開園以来、愛の鐘としてカップルを見守ってきたが、市が管理を後山部落自治会に委託した2010年、安全面などから鐘のスイングが中止され、音を鳴らすだけになっていた。

 地域活性化のためにスイングを再開させようと、今年4月、同自治会から運営を任された地元のNPO法人がメンテナンスするなどして再開に備えてきた。

 この日は、同県津山市の会社員の男性(36)と女性(20)に加え、親族2組が公園内の施設で挙式。その後、鐘楼前に移動し、新郎新婦がボタンを押すと鐘が前後に揺れ始め、「ゴーン」「ゴーン」と高らかな音色を約1分間響かせた。

 会社員男性は「スイング復活の日に式を挙げられてうれしい。大自然の中に響く鐘の音が、自分たちの新たな一歩を祝福してくれるようで幸せです」と話していた。

最終更新:9月5日(月)8時10分

山陽新聞デジタル