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ニッポンのこだわりが結実した日欧合作スピーカー、TAOC

Stereo Sound ONLINE 9/5(月) 12:20配信

3社が共同開発した新吸音材を採用

 タオック(TAOC)がスピーカーシステム「AFC-L1」を9月1日に発表した。受注生産品で価格は¥2,200,000(ペア、税別)。納期は20日から1ヵ月を見込んでいる。

 AFC-L1は、3ウェイ3スピーカー・バスレフ型のフロアータイプスピーカーだ。ユニットには、スキャンスピーク社製25mmリング型トゥイーター、同社製180mmコーン型ミッドレンジ、オーディオテクノロジー社製230mmコーン型ウーファーを採用している。

 特にウーファーについては、タオックがオーディオにおける鋳鉄の重要性を説いたところ、オーディオテクノロジーの社長が興味を持ち、フレームに鋳鉄を用いることを決定。日本で鋳鉄フレームを作ってデンマークに送り、オーディオテクノロジー社で組み上げるという、日欧合作の専用ユニットになっている。

 エンクロージャーは、バッフル面に厚さ30mmのロシアンバーチを用いた上で、強度アップと美観のために厚さ1.2mmのメラミン樹脂板を張り込んでいる。また、側面は余分な響きと定在波を防止するためにラウンド形状を採用。厚さ2.5mmのMDF材を12枚張り合わせた上で、カーリーメープルまたはゼブラウッドの突き板仕上げとした。

 エンクロージャー内部の吸音材は、タオックと静岡県工業技術研究所、湖西フェルトとの3社共同開発。不織布構造が規則的な空隙を生み出し、吸音性能を向上させるという新素材を用いている。

 そのほか、ウーファーのマウントリングには独自のハイカーボン鋳鉄を用いることで、ユニットからの不要な振動がエンクロージャーに伝わらないよう配慮している。また、脚部にもハイカーボン鋳鉄を採用した新設計のスピーカーベースを装備し、本体と床との振動伝搬を防ぐことを狙った。

 加えて、スピーカーネットワークは、低音用にオイルコンデンサーとフィルムコンデンサーのハイブリッドタイプを使用したほか、中高音用についてもコイルの線径を変更するなど、試聴を重ねて厳選しているという。

Stereo Sound ONLINE

最終更新:9/5(月) 12:20

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