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<話題>防衛省の概算要求額が5兆円を超え過去最大に、関連銘柄を探る

モーニングスター 9月5日(月)9時20分配信

 北朝鮮がミサイル発射実験を活発化させるなか、潜水艦からの弾道ミサイル発射が成功するなど、日本周辺での安全保障問題が慌ただしくなっている。そのようななか、防衛省は8月31日、平成29年度の概算要求の概要を発表した。要求額は最大で5兆1685億円(前年度比2.3%増)で、過去最大の金額に達する。

 周辺海空域における安全確保では、情報収集・警戒監視体制を強化するため、画像情報収集機の機齢延伸措置を行うほか、多用途ヘリコプター(艦載型)を取得するとした。また、探知能力などが向上した新型潜水艦(3000トン)の建造で760億円を計画。海上優勢の獲得・維持として、護衛艦の防空能力を強化するため、敵航空機などに対処することができる長射程の艦対空誘導弾を開発するという。

 弾道ミサイルへの対応では、関連経費として1872億円を計画。能力向上型迎撃ミサイル(PAC-3MSE)の導入や、PAC-3MSEミサイルを搭載・運用するためのペトリオット・システムの更なる能力向上改修、バージョンアップ改修を実施し、弾道ミサイル対処能力などを向上させるとしている。

 過去最大の概算要求となっているが、整備を進め不測の事態に対する対応する方針。折に触れて、関連銘柄への刺激となりそうだ。

<主な関連銘柄>
 細谷火工 <4274> 、日油 <4403> 、日化薬 <4272>
 桜ゴム <5189> 、日製鋼 <5631> 、旭精機 <6111>
 豊和工 <6203> 、石川製 <6208> 、コマツ <6301>
 住友重 <6302> 、日立 <6501> 、東芝 <6502>
 三菱電機 <6503> 、森尾電機 <6647> 、NEC <6701>
 OKI <6703> 、明星電気 <6709> 、日無線 <6751>
 古野電気 <6814> 、日アビオ <6946> 、三菱重工 <7011>
 川重 <7012> 、IHI <7013> 、名村造 <7014>
 新明和 <7224> 、富士重 <7270> 、昭和飛 <7404>
 ジャムコ <7408> 、島津製 <7701> 、東京計器 <7721>
 SHOEI <7839> 、興研 <7963> 、重松製 <7980> など。

(モーニングスター 9月 2日配信記事)

最終更新:9月5日(月)9時20分

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日油4403
1039円、前日比+19円 - 9月29日 15時0分

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日本化薬4272
1092円、前日比+4円 - 9月29日 15時0分

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櫻護謨5189
332円、前日比-6円 - 9月29日 10時43分