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車いす避難の体験など155自治会が自主訓練

両丹日日新聞 9/5(月) 15:30配信

 京都府福知山市地域防災訓練が4日に行われ、主会場の由良川河川敷のほか、市内各地の自主防災訓練が全327自治会のうち155自治会で行われた。このうち西本町(神崎裕巳自治会長)は、介護老人保健施設さくら苑(賀川玄一朗施設長)に講師派遣を依頼して、車いすを使った要救助者避難について理解を深めた。

 西本町は市街地にある約160世帯の地区。2年前の8月豪雨では、一戸建てを中心に約70戸が浸水被害に遭い、災害対応の意識を高めたという。

 住民が勤めるさくら苑に依頼して看護師とケアマネージャーを招き、地区の集会所に避難してきた住民約40人が参加した。

 災害時に高齢者や傷病者を車いすで搬送する事態があるかもしれないとし、避難路が悪路になる場合を想定して、砂地や段差での車いすの動かし方を学んだ。

 普通に押すだけでも想像以上に重くなること、段差を越える時は足を取られる前輪を上げてバックで引き上げるほうが安全なことを体験した。

 このほか、Tシャツなど身近なものを使う止血方法など、傷病者への初期対応についても学んだ。

 神崎自治会長は「8月豪雨を経験して、災害への関心が高まっている。より実践的な訓練をと取り組みました」と話していた。

両丹日日新聞社

最終更新:9/5(月) 15:30

両丹日日新聞