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不明高校生1人発見、死亡 北海道・網走川

北海道新聞 9月5日(月)11時49分配信

50センチ先も見えず

 北海道・網走桂陽高1年の男子生徒2人が4日、網走川で流され行方不明になった事故で、網走署などは5日早朝から捜索を再開した。午前8時50分ごろ、流された地点から約60メートル下流の川底で、渡辺龍太郎さん(16)=網走市駒場南1=を発見、搬送先の病院で死亡が確認された。午前11時現在、鬼塚圭吾さん(15)=同市能取=は見つかっていない。

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 捜索は約80人態勢で行われ、網走海保と消防のボート計3隻が網走川や河口付近を巡回。網走署員は川の両岸を歩き、 第1管区海上保安本部 はプロペラ機で上空から捜索している。8月の台風による大雨の影響で、川は茶色く濁り、50センチ先も見えない状態という。

水深は6メートルにも

 同署などによると、2人は網走桂陽高の野球部員。4日の練習後、一緒にいた1、2年生ら計11人のうち、5人が手をつないで約80メートル離れた対岸まで歩いて渡ろうと川に入り、中央部付近で、先頭を進んでいた渡辺さんと鬼塚さんが深みにはまって流されたという。ほかの3人は自力で岸に上がった。道警によると、現場付近の水深は、一番深い所で6メートルに達していた。

 開発局によると、現場に近い網走川大曲観測所の4日の水位は、氾濫注意水位(90センチ以上)を超える99センチ。8月の大雨の影響で、通常より50センチほど高い状態だった。

北海道新聞

最終更新:9月5日(月)12時4分

北海道新聞