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誰でも速く走れるようになる!速く走るコツ

ベネッセ 教育情報サイト 9/5(月) 17:00配信

かけっこは、誰でも速く走れるようになる

運動会が目前に迫ってきました。お子さんの身体と心の準備はいかがでしょうか? この時期になると、「うちの子は、玉入れやダンスは楽しみにしてるけど、かけっこが苦手だから運動会は……」という声を耳にします。かけっこが苦手 = 運動会に対する拒絶反応、というケースは多いようですね。
わたしは以前から、「誰でもかけっこは速くなれる」ということを言い続けています。速く走るためにはコツがあり、そのコツを身に付けることで、誰でも速く走れるようになるのです。そのためのドリル(わたしは練習法のことを、こう呼んでいます)を記した著書もありますし、このBenesse教育情報サイトにも、わたしが監修した≪速く走るコツの動画≫がアップされています。もし、お時間があれば、ぜひ動画を見ていただき、ドリルにチャレンジしていただきたいと思います。

ところで、今回は、「直前にできるコツ」を紹介するのですが、その前に皆さんに理解していただきたい大切なことがあります。それは、「かけっこは友達との競争である前に、以前の自分との競争である」ということです。
たとえば、わたしのドリルをクラスの子全員が同様に実践したとします。すると理屈のうえでは、全員が同じように速くなり、ビリの子はビリのまま、ということもあり得るわけです。「みんなと一緒に練習したけど、僕の順位は変わらないや」というわけですね。しかし、ちょっと考えてみてください。同じビリでも、昨日まで50メートルを10秒かかっていたのが、今日は9秒で走れたら、まったく意味合いが違うと思いませんか?
人間は進歩することに対する喜びを感じることのできる動物です。「前回のテストでは60点だったけれど、今回は70点だった」「昨日は10メートルしか泳げなかったけど、今日は30メートル泳げた」……そういう自分の成長に喜びを感じ、モチベーションが上がることで、さらなる努力を続けられるのです。

そこで、わたしから保護者の皆さんにお願いがあります。かけっこが苦手なお子さんには(もちろん、走るのが得意なお子さんにもよいですが)、「順位は気にしないで、自分が今までで一番速く走れるようにがんばってみようよ」と声をかけてあげてください。友達との比較に気後れしていたお子さんも、きっと気が楽になり、自分の力を出せると思います。
子どもは、気持ちの持ち方で、行動が見違えるほど変わるものです。ぜひ、お子さんの気持ちを前向きにする助言をお願いします。また、最近はビデオ撮影をしている方々も多いと思います。前の年のビデオを再生してスタートとゴールのタイムを計り、今年のビデオとタイムを比較してあげれば、去年に比べてどのくらい速くなったかがよくわかります。

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最終更新:9/5(月) 17:00

ベネッセ 教育情報サイト