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古式ゆかしい神前結婚式

長崎新聞 9月5日(月)9時9分配信

 長崎県佐世保市在住の男女が4日、同市高梨町の須佐神社で神前結婚式を挙げた。昔ながらの風習にのっとり、支度をした家から歩いて出向き、沿道では友人や地域住民らが祝福した。

 同市祇園町の会社員、中里翔さん(29)とエステティシャン、田中絵美さん(32)は10月に市内で披露宴を予定しているが、古式ゆかしい神前式を地元の神社で挙げるのが絵美さんの念願だった。

 須佐神社は国指定名勝で「平戸八景」の一つ。砂岩の浸食でできた洞窟が神域として祭られ「巌屋宮」と呼ばれる。結婚式は約10年ぶりで、両家そろった例はあまりないという。

 紋付きはかまと白無垢(むく)姿の2人は和傘を差し、新婦の実家を出発。通り掛かった住民からは「すてき」との声が漏れた。翔さんは「古来の儀式を体現できてよかった。支え合って楽しい家庭を築きたい」、絵美さんは「お互いを思いやり笑顔で過ごしたい」とそれぞれ語った。

長崎新聞社

最終更新:9月5日(月)9時9分

長崎新聞