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台風12号 県内でも住民避難

長崎新聞 9月5日(月)9時9分配信

 台風12号の接近に伴い、県内は4日夜から風雨が強まった。長崎、佐世保両市などが避難準備情報を出し、多くの住民が公民館などに自主避難。イベント中止が相次ぎ、交通機関にも影響が出た。

 長崎市は4日午後6時現在、避難所93カ所を開設し、うち59カ所に427世帯537人が避難。千歳町の北公民館には一時約70人が身を寄せ、80代女性は「1人暮らしなので不安。風と雨の音が怖い」と話した。他の自治体も避難所を構え、住民が相次いで避難した。

 4日開催予定のイベントは中止が相次ぎ、長崎市の県亜熱帯植物園や佐世保市の九十九島動植物園(森きらら)などが臨時休園したり、閉園時間を早めたりした。5日のクルーズ船「コスタ・セレーナ」の長崎港入港も中止に。

 交通機関も乱れた。海の便では九州商船、有明フェリーなどが終日欠航。5日も午前中を中心に影響が出る見通し。空の便では、オリエンタルエアブリッジ(ORC)の長崎-対馬間の1往復2便が欠航。5日の全日空長崎発伊丹行き始発便も欠航予定。県営バスは4日の長崎-鹿児島間の片道2便を運休し、5日の午前中2便も取りやめる。

 佐世保市教委は、全市立幼稚園、小中学校の5日の臨時休園・休校を決定。松浦市教委も小中学校を休校にしたほか、登校時間を午前10時に遅らせたり自宅待機させたりする自治体もある。

長崎新聞社

最終更新:9月5日(月)9時9分

長崎新聞