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「常磐もの」復活へ第一歩 福島県いわき、スーパー店頭にヒラメ

福島民友新聞 9月5日(月)11時18分配信

 試験操業により、東日本大震災と福島第1原発事故後初めて本県で水揚げされたヒラメが市場に流通した3日、いわき市のスーパーなどでヒラメが店頭に並び、「常磐もの」復活の第一歩をアピールした。

 「常磐もの」と呼ばれ、人気の高い本県産海産物の代表格ヒラメ。3日にいわき市中央卸売市場などで競りに掛けられ、他県産を上回る価格が付いた。市場関係者の期待を背負い、店頭にヒラメが並んだ。

 同市の鹿島ショッピングセンターエブリア内のヨークベニマルエブリア店。同市場で競りに掛けられた2匹のうち、1匹を競り落とした卸業者が、同店にヒラメを卸し、販売された。

 同店では、常磐ものをPRするのぼり旗を設置し、ヒラメ1匹を丸ごと販売。卸値に対し、利益を度外視した値段を設定したが、「ブランドが損なわれないようにした」と、値崩れを防ぐ配慮もした。

 鮮魚コーナーの仕入れ、販売を担当する庄子勇輔マネジャー(32)は「ウニの貝焼きが出荷された日も、初日に仕入れた。常磐もの普及の一助になれば」と話す。 庄子さんは「今後もいい魚が揚がれば積極的に入荷し、販売したい。まずはお客さまに見てもらうことが大事」と意気込んだ。

福島民友新聞

最終更新:9月5日(月)11時18分

福島民友新聞