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岡山市内の水田、ジャンボタニシ被害深刻 小学校では収穫体験中止も

山陽新聞デジタル 9月5日(月)20時0分配信

 岡山市内の水田で、ジャンボタニシによる稲の被害が深刻だ。今年は田植えの時期に雨が多かったことなどが要因。農家は対策に頭を痛め、児童が植えた稲が“全滅”したため収穫体験を中止する小学校も出ている。

 備前広域農業普及指導センターによると、ジャンボタニシは田植えから3週間ほどの稲を食べ、水田の水位が高く高温になると発生しやすい。今年は6月に平年の約2・4倍の雨が降って水位の高い期間が長かったため、被害が起こりやすい条件となったという。

 所有する水田の半分近くが被害に遭った米麦農家の男性(79)=南区藤田=は「こんなにやられたのは初めて。薬をまいてもなかなか駆除できない」と稲が育たなかった部分が目立つ水田に目をやった。

 一方、七区小学校(同北七区)では、総合学習の時間で5年生が植えた稲が全滅。当初は10月の収穫後、11月にコメを炊いて食べる「大飯会」を計画していたが中止になった。「子どもたちはとても残念がっている」と担任の女性教諭。

 同センターは、冬場に田を起こして冬眠中の貝を駆除▽用水からの浸入を防ぐため水口に網を張る▽水位を1センチ程度に保つ―などの対策を呼び掛けている。

最終更新:9月5日(月)20時0分

山陽新聞デジタル