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海外送金で“キム・ジョンウン”という名前は使用禁物?

ハンギョレ新聞 9月5日(月)6時45分配信

送金者名が北朝鮮の金正恩委員長と同名だから 「テロ資金」と疑われ送金は米国に留め置き 新韓銀行「米国調査が長引いて払戻しは不能」

 ソウルに暮らすキム・ジョンウンさん(45・女)が、外国にいる姉に送金したところ、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員会委員長と名前が同じという理由で送金が遮断され、被害を受けている。

 4日、新韓銀行関係者の話を総合すれば、キムさんは先月10日ソウル陽川区の同銀行支店で南アフリカ共和国にいる姉に3千万ウォン(約2万7千ドル)を送金した。しかし、送金してから20日が過ぎても南アフリカ共和国の銀行には入金されなかった。キム氏はお金が届かないという姉の連絡を受けて、先月30日に銀行に理由を尋ねたところ、お金は米国ニューヨークのスタンダードチャータード(SC)銀行に留め置かれていることを知った。

 新韓銀行は、送金できなかったのは送金者の名前が“キム・ジョンウン”だからと説明した。新韓銀行はドルに両替した資金をニューヨークのスタンダードチャータード銀行に送り、この資金はそこから南アフリカ共和国のある銀行に送られた。だが、南アフリカ共和国の銀行が“キム・ジョンウン”という名前のために“テロ資金”の疑いがあるとして、資金を米国の銀行に送りかえした。南アフリカ共和国の銀行は、北朝鮮の金正恩委員長が米国の金融制裁対象に上がっていて、ややもれば自分たちに火の粉が飛び散ることを憂慮したためと見える。スタンダードチャータード銀行は北朝鮮テロ資金との関連性を検討するとし、まだ新韓銀行に資金を送り返していない。調査がいつ終わるかも分からないため新韓銀行もキム氏にお金を返していない。

 新韓銀行関係者は「私たちは身分証拠書類まで発送したのに、米国の銀行のテロ資金調査が厳格で、いつまで検討が続くか分からない。最大限はやくお金を返してくれるよう催促している」と明らかにした。

イ・ジョンフン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:9月5日(月)6時45分

ハンギョレ新聞

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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