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子どもの医療費無料化実現を

紀伊民報 9月5日(月)16時37分配信

 和歌山県保険医協会は3日、田辺市新庄町のビッグ・ユーで、子ども医療費助成の拡充についての学習会を開いた。8月から子どもの医療費無料化を中学校卒業までに広げた和歌山市で署名活動をした生協こども診療所(和歌山市)の佐藤洋一所長が講演し、通院費の助成が就学前までとなっている田辺市での活動を応援した。

 佐藤所長は、子どもの貧困と健康は関わりがあるとして「経済的理由で受診できない子どもは少なくない。窓口負担が貧困層を医療から遠ざける」と述べた。子どもの病気は悪いサインを見落とさないことがポイントだが、医療費助成が就学前までの場合、ある程度症状が進行してから受診する小中学生が多いという。

 医療費無料化の先進地である群馬県では、子どもの健康や経済的負担の軽減につながっているといい「無料化しても受診件数や助成金は増えていない。悪くなる前に受診するので医療費が増大しない」と強調した。

最終更新:9月5日(月)16時37分

紀伊民報