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雨の中、鎮魂の奉納演奏

紀伊民報 9月5日(月)16時38分配信

 和歌山県田辺市本宮町の熊野本宮大社(九鬼家隆宮司)で3日、作曲家でシンセサイザー奏者の松尾泰伸さん(58)が5年前の紀伊半島大水害の犠牲者への鎮魂演奏を奉納した。そぼ降る雨の中、本殿前で「天と地のレクイエム」などの曲を奏で、澄んだ音色が響き渡った。

 奉納演奏は「天地人」と題して開催。トルコでのクーデター未遂事件の影響で延期となった世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の追加登録祈念も兼ねた。

 松尾さんは海南市出身。大阪芸術大学卒業後に世界各地で演奏。1988年にグループでメジャーデビューし、92年に解散後はソロで活動。最近では「天と地のレクイエム」が、フィギュアスケート男子シングルオリンピック金メダリスト羽生結弦選手の2015―16エキシビションプログラムの楽曲に選ばれ話題になった。これまでも熊野本宮大社や高原熊野神社などで奉納演奏をしている。

最終更新:9月5日(月)16時38分

紀伊民報