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サイクルスポーツ「聖地」に 静岡県内6コースで実走調査

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月6日(火)7時50分配信

 2020年東京五輪自転車競技の本県開催を契機に静岡県内をサイクルスポーツの「聖地」にしようと、静岡県は愛好者の協力を得て県内のサイクリングコースで実走調査を実施している。路面の状況や交通量などに関する生の声を反映させながら、サイクリストの受け入れ体制充実に向けた指針を2016年度内に策定する。

 県はそれぞれに特徴を持つ伊豆、富士山、静岡市、志太榛原、中東遠、浜松市の6コースを設定。既に8月に富士山周回コースで調査を実施した。4日は愛好者22人が参加し、静岡市駿河区の宇津ノ谷峠から海岸沿いの太平洋自転車道を経由して清水区の三保松原、薩タ峠まで約50キロのコースを走った。参加者からは「国道150号は交通量が多い上に路肩が狭く、走りにくい」「木の根で舗装が盛り上がっている箇所があり危険」「トイレや給水所があれば便利」などの意見が寄せられた。

 静岡市駿河区の桜井俊秀さん(66)はサイクリスト目線の環境整備が不足している現状を指摘するとともに「車に幅寄せされたりクラクションを鳴らされたりすることもある。サイクルスポーツへの社会的な理解も進んでいない」と話した。

 県は5月に県サイクルスポーツ協議会を発足。県内の走行環境の向上を目指す一方、自転車文化が市民に浸透しているイタリアのフリウリ・ベネチア・ジュリア州との交流なども進める。



 ※薩タ峠のタは土ヘンに垂

静岡新聞社

最終更新:9月6日(火)7時50分

@S[アットエス] by 静岡新聞