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安倍首相「黒田総裁の手腕を信頼」、G20閉幕後に会見

ロイター 9月6日(火)0時59分配信

[杭州 5日 ロイター] - 安倍晋三首相は、5日の内外記者会見で、日銀の金融政策に関し、物価安定目標2%の実現に向けた具体策については「日銀に委ねるべき」との考えを示した。政策判断に関しては「黒田(東彦)総裁の手腕を信頼している」と述べ、日銀の判断を尊重する姿勢をあらためて示した。

会見は、主要20カ国・地域(G20)首脳会議が開かれた中国・杭州で行われた。安倍首相は会見の中で、現在の為替水準について問われ、足もとの為替水準に関するコメントを避ける一方、動向については「緊張感をもって注視し、必要なときにはしっかり対応する方針に変わりない」と述べた。

その上で首相は「日銀による外債購入が為替介入を目的とする場合、日銀法上認められていない」と強調。政策判断については日銀に委ねるとともに、G20首脳会議で世界経済の下支えに向けてあらゆる政策を総動員する認識を共有したことを明らかにした。

G20首脳宣言では、英国の欧州連合(EU)離脱問題を踏まえて「国際協調を強化すべきとの重要性を強調した」と指摘。政府が8月に閣議決定した経済対策を裏付ける補正予算を今月召集の臨時国会で早期成立させるとともに「内需をしっかり下支えする」意向も示した。

最終更新:9月6日(火)1時6分

ロイター