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「コグニサイズ」で脳活性 熱海市が認知症予防講演会

伊豆新聞 9月6日(火)15時4分配信

 熱海市は5日、南熱海マリンホールで「認知症予防のための脳活性化講演会」を開いた。愛知県の国立長寿医療研究センター予防老年学研究部健康増進研究室室長の牧迫飛雄馬さんが認知症の症状や予防について講演、予防運動を紹介した。

 市民約100人が参加。牧迫さんは認知症について「世界で3秒に1人が発症している」と身近な病気であると説明した。年齢により発症する可能性が高くなり、85~89歳で4割近くが発症するといい「言い換えれば80代後半でも半数以上が認知症ではない」と予防の大切さを伝えた。

 予防法として同センターが開発した運動と認知課題(計算やしりとりなど)を組み合わせた「コグニサイズ」を紹介。息が弾む程度の運動と時折間違える程度の課題を同時に行う運動で、身体の健康と脳の活性化を促す。

 数字を数えながら足を左右に出し、3の倍数の時は黙って手をたたくという簡単なコグニサイズに挑戦した。参加者の中には混乱し、間違える人もいた。牧迫さんは「間違えるくらいでちょうどいい。できるということは脳への負担が少ない。できるようになったら次の課題へ進んでほしい」と呼び掛けた。

 【写説】牧迫さん(右)の動きに合わせコグニサイズに取り組む参加者=南熱海マリンホール

最終更新:9月6日(火)15時4分

伊豆新聞