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ドル下落、日銀総裁発言で追加緩和期待が後退=欧州市場

ロイター 9月6日(火)3時52分配信

[ロンドン 5日 ロイター] - 終盤の欧州外為市場では、ドルが対円で下落した。日銀の黒田東彦総裁が5日の講演で、今月の追加緩和の可能性を明確に示唆しなかったことが円を押し上げた。

ドルは前週末2日、早期の米利上げ観測を背景に5週間ぶり高値に上昇。レーバーデーで米金融市場が休場のため商いが限られる中、ドルは過去6営業日に対円で4%超上昇していることもあり、この日は一服商状となった。

ドル/円<JPY=>は一時、0.8%安の103.15円まで下げた。

黒田総裁は追加緩和の用意があるとの姿勢を示しながらも、一部の市場参加者が期待していたような積極的な緩和策を9月会合で打ち出すとの明確な手掛かりは示さなかった。

三菱東京UFJ銀行の為替ストラテジスト、デレク・ハルペニー氏は「黒田総裁がマイナス金利の悪影響について講演で触れたことで、追加利下げの思惑が後退し、円を支援した」と話す。

主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は95.758。

<為替> 欧州終盤 アジア市場終盤 コード

ユーロ/ドル    1.1148 1.1175 <EUR=>

ドル/円 103.40 103.35 <JPY=>

ユーロ/円 115.24 115.49 <EURJPY=>

最終更新:9月6日(火)3時52分

ロイター