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北朝鮮の弾道ミサイル発射を担当 「火星砲兵部隊」の「任務」とは

J-CASTニュース 9月6日(火)19時34分配信

 北朝鮮が2016年9月5日午後に日本海に向けて発射したミサイルは約1000キロにわたって飛行し、北海道の奥尻島西方沖200~250キロの排他的経済水域(EEZ)内に落下した模様だ。北朝鮮が日本のEEZにミサイルを落下させるのは8月3日以来2回目。

【写真】弾道ミサイルは移動式の発射台から打ち上げられた

 北朝鮮の国営朝鮮中央通信は9月6日午前、金正恩委員長が「弾道ロケット発射訓練を現地で指導した」とする記事を配信。指導の場所や日時は明らかにされていないが、今回のミサイル発射を指しているとみられる。記事によると、発射訓練は「太平洋作戦地帯内の米帝侵略軍基地を打撃」する任務を持つ部隊が担当。この部隊は「任意の時刻に任意の場所で敵に先制打撃を加えられる」とも説明されており、在日・在韓米軍を先制攻撃する能力があると言いたいようだ。これに加えて金正恩委員長は、核戦力を「引き続き拡大」する方向を明言したと報じている。

■正恩氏は打ち上げに「大満足」

 防衛省は2016年9月5日12時13分ごろ、北朝鮮西岸の黄州(ファンジュ)付近から日本海に向けて3発の弾道ミサイルが発射されたと発表した。韓国軍は3発とも中距離弾道ミサイル「ノドン」(射程約1300キロ)だとみている。

 朝鮮中央通信は9月6日朝、「金正恩最高司令官が火星砲兵部隊の弾道ロケット発射訓練を指導」と題した記事を配信。記事には日付が入っていないが、9月5日の弾道ミサイル発射のことを指しているとみられる。それによると、「訓練」は「戦略軍火星砲兵部隊」が担当。この部隊は、「有事の際に太平洋作戦地帯内の米帝侵略軍基地を打撃する任務を受けもっている」と説明されている。記事では、発射を通じて

  「火星砲兵部隊のロケット実戦運営能力と弾道ロケットの戦闘的性能が完璧なものに評価された」
  「任意の時刻に任意の場所で敵に先制打撃を加えられる強力な軍種に強化発展した朝鮮人民軍戦略軍火星砲兵部隊の軍事的威力が全世界に誇示された」

など解説。正恩氏は訓練が成功したことに「大満足」し、

  「初の水爆の雷鳴で荘厳な序幕を開けた歴史的な今年に多段階に収めた核戦力強化の奇跡的成果を引き続き拡大していかなければならない」

などと強調したという。

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最終更新:9月6日(火)19時36分

J-CASTニュース

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