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侮れぬタイの実力、それでもハリルジャパンは勝つしかない

ISM 9月6日(火)7時54分配信

 日本代表は現地時間6日、2018年W杯アジア最終予選の第2戦でタイ代表と対戦する。前日の5日には試合会場となるラジャマンガラ・スタジアムで最後のトレーニングを行った。

 初戦でUAEと対戦した日本は完全にゴールラインを割っていた浅野拓磨のゴールが認められないといったレフェリングに苦しみ、ホームで痛恨の黒星を喫した。一方、タイ代表もサウジアラビアとの初戦では物議を醸すPKを取られると、逆にタイにPKが与えられていてもおかしくない場面でPKをもらえないといった判定に泣かされ、0-1で敗れている。

 日本は今回の一戦に必勝態勢で臨まなければならないが、それはタイも同じだ。ましてタイにとってはこれがホーム初戦になる。2002年W杯予選以来の最終予選に進出したタイは近年のサッカー人気を受け、日本戦はスタジアムが満員になると予想されている。地元民の大サポートを受け、並々ならぬモチベーションで日本に挑んでくるはずだ。

 日本にとって、タイは実力的にも侮れない相手だ。2014年のAFFスズキカップ(東南アジアサッカー選手権)で6大会ぶりに優勝するなど実力をつけている。FIFAランクこそ120位と低いが、アジア2次予選では強豪イラクを抑えてグループFをトップ通過した。

 若年層の育成も進んでおり、リオデジャネイロ五輪予選では本大会出場はならなかったものの、最終予選まで進出。その年代の選手たちの多くがフル代表にステップアップしており、「タイのメッシ」と言われるチャナティップ・ソンクラシンもその一人だ。チャナティップは2014年AFFスズキカップで史上最年少MVPを受賞したタレントで、中盤で攻撃のスイッチを入れたり、シュートチャンスに絡んだりする危険な選手だ。

 タイはサウジアラビア戦に敗れはしたものの、内容的には相手を凌駕するパフォーマンスを見せ、とりわけカウンターの局面では決定的なチャンスを何度か作っていた。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督も「タイもサウジアラビア戦ですごくいい試合をしたと思う。敗北より違う結果をもらう資格があった」と評価する。

 そのタイの攻撃陣の中で特に警戒すべき選手は背番号10のエース、ティーラシル・ダンダ。身長180センチ以上とタイの中では体格に恵まれ、そのフィジカルと技術を生かして空中戦でも地上戦でもターゲットマンとして攻撃の起点になれる。また、得点感覚にも優れ、サウジアラビア戦では絶妙のタイミングでスペースに飛び込んで決定的なヘディングを放ったり、裏への飛び出しでチャンスを迎えたりとフィニッシュに絡む能力が高いところも見せていた。

 気温と湿度が高く、ピッチコンディションも良好とは言えない。「この気温で、このピッチで、すごく相手にとって有利な状況だと思いますし、サウジ戦を見たいけどすごくいいサッカーをしていた」とは柏木陽介。敵地でのタイ戦は想像以上の困難が待ち構えているかもしれない。しかし、初戦を落としているだけに、どのような状況に直面したとしても勝利以外は許されない。ハリルジャパンはこの正念場を乗り越えられるか。(神谷 正明)

最終更新:9月6日(火)7時54分

ISM

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