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長谷部「意思統一することは大事」…選手だけで“決起集会”

スポーツ報知 9月6日(火)6時4分配信

 2018年ロシアW杯のアジア最終予選、タイ戦(6日)に挑む日本代表は5日、試合会場のラジャマンガラ国立競技場で最終調整を行った。3日には選手だけが集結し、バンコク市内の日本料理店で決起集会を敢行したことも判明。1日の初戦、UAE戦に逆転負けし最悪のスタートを切ったチームが、結束力を強めて負けられないアウェー戦に挑む。

 初戦に敗れた重苦しい空気をはねのけるため、長谷部主将が動いた。ハリルホジッチ監督と話し合い、3日の夜にホテル近辺の九州料理店で選手たちのみが参加した“決起集会”を開催。「ホテルにいるのと、外で気分転換するのは違うかなと。気持ちの切り替えができればいいかなと」と理由を明かした。

 指揮官は「たまには日本食以外も食べてほしいと思いますけど」とおどけたが、快く了承。UAE戦では欧州組が十分な準備期間を得られず疲労が蓄積していたことや、選手同士のコミュニケーション不足で攻撃が中央に寄りすぎたことなどが敗因に挙げられたが、選手たちはざっくばらんとした雰囲気の中で心身ともにリフレッシュを図り、個々にプレーの問題点なども話し合った模様だ。

 「このような状況で、みんなが思っていることを出して意思統一することは大事。失ってはいけないのは、お互いを信頼するということなので」と長谷部。その結果、4日に行われた紅白戦でも意見が飛び交った。1トップのレギュラー組に入ってタイ戦でW杯予選初先発の可能性があるFW浅野は「僕は(DFラインの)裏への抜け出しが武器なのでコミュニケーションを取っている」と明かしていた。

 「(初戦負けてから)切り替えるのに時間はかかったけど、どれだけ戦える選手が必要になるか、みんなひしひしと感じていると思う」。長谷部は過去にも14年ブラジルW杯でも、1分け1敗で1次リーグ敗退の危機にさらされた際、現地のブラジル料理店で決起集会を兼ねた食事会を開催。その後のコロンビア戦に敗れ1次リーグ敗退と結果にはつながらなかったが、結束力の強さが大きな武器となることを知っている。崖っぷちからの巻き返しへ、ハリル・ジャパンが一丸となって勝利をつかみにいく。(金川 誉)

最終更新:9月6日(火)6時4分

スポーツ報知

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