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ピーシーデポの株価も「炎上」 高額サポート事業への批判で

ZUU online 9月6日(火)17時10分配信

8月29日~9月2日の東京株式市場は、円安を背景に見直し買いが広がった。FRB(米連邦準備制度理事会)のイエレン議長がジャクソンホールの講演で利上げに前向きな発言をしたことで円安が進み、輸出関連株が買い戻された。

8月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数(季節調整済み)が15.1万人の増加だった。事前予想(18万人)は下回ったが「毎月10万人程度の雇用増加が必要」というイエレン議長の主張を満たしていたため利上げ観測が強まった。9月20日~21日のFOMC(米連邦公開市場委員会)までは、外国為替市場で利上げを意識した動きが強まることも考えられる。

■小売株の下落目立つ

それでは、今回は8月の「月間値下がり率」10社の顔ぶれをみていこう。

(1) ピーシーデポコーポレーション <7618> -47.61%
(2) ディー・エル・イー <3686> -35.66%
(3) ノジマ <7419> -34.35%
(4) ウェルネット <2428> -32.55%
(5) ニッセンホールディングス <8248> -31.96%
(6) ダブル・スコープ <6619> -31.68%
(7) 寿スピリッツ <2222> -31.01%
(8) 東和薬品 <4553> -30.18%
(9) ネクスト <2120> -28.87%
(10) クスリのアオキ <3398> -28.85%
※銘柄、証券コード、8月の月間値下がり率の順。

8月は日経平均株価が約300円上昇したが、個別では新規の売り材料が出て値下がりした銘柄も少なくない。ランキング上位では小売株も目立つ。

■ピーシーデポ、高齢者の高額サポートめぐり「炎上」

ピーシーデポコーポレーションは神奈川県を地盤にパソコン量販店「PC DEPOT」を展開している。近年は会員向けのサポートサービスが収益の柱としている。

8月中旬、ある消費者の「高齢で認知症の父親」が不当な高額サポート契約を結ばされ、約20万円の契約解除料を請求されたとTwitterで告発し、ピーシーデポに批判が殺到した。これにより高額サポートの契約内容に対する問題が改めて浮き彫りとなり、ネット上で炎上することとなった。

今回の出来事は株価にも影響を及ぼした。ピーシーデポの収益の柱となる事業の内実が、顧客の利益につながらないものも含んだ危ういものであるとの見方が広がり、同社株は断続的に売られた。

なお、同社の野島社長の親族がトップを務めるノジマも月間値下がり率3位にランクインしている、こちらは4~6月期決算の不振が主な要因だ。

■ディー・エル・イー、8月は35%強の下落

ディー・エル・イーは、映像制作を手掛ける新興企業。2014年3月に東証マザーズに上場。2016年4月に上場先を東証1部に変更した。

同社株は8月15日から29日まで11営業日続落した。6月中旬には1000円以上で推移していた株価が、8月末には572円まで下落した。

一部メディアが伝えた同社の「財務分析記事」が売り材料になったとの見方もある。この記事では売掛金の急増や、足元2年間の営業キャッシュフローの減少を懸念材料として指摘している。

4月の東証1部上場で、TOPIX型投信への組み入れ期待などから株価上昇の期待が高まった同社株であるが、そうした期待の反動もあって売りが先行した可能性もある。

■ウェルネット、減益予想公表で売り膨らむ

ウェルネットは決済代行大手。ネットオークション向けの事業が好調だ。

8月5日に公表した2017年6月期の単体業績予想で、営業利益、経常利益、純利益が減益となる見通しを示した。今後5年間、環境変化に対応した積極的な投資を行うことが理由だ。

一方で、ウェルネットは長期投資を促すため、株主への配慮として3年間の配当性向を50%以上とし、1株当たりの配当が50円に満たない場合でも50円を配当すると発表した。しかし、市場での評価は高いものではなく、株価は発表前の3分の2程度の安値圏で推移するにとどまっている。(ZUU online 編集部)

最終更新:9月6日(火)17時10分

ZUU online

チャート

ピーシーデポコーポレーション7618
507円、前日比-9円 - 9月29日 9時29分

チャート

ディー・エル・イー3686
693円、前日比+15円 - 9月29日 9時30分

チャート

ノジマ7419
1277円、前日比-23円 - 9月29日 9時29分

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