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札幌の出版社がドキュメンタリー漫画「義男の空」発刊 10周年記念イベントも /北海道

みんなの経済新聞ネットワーク 9月6日(火)8時0分配信

 デジタルコンテンツやデザイン制作を手掛けるエアーダイブ(札幌市中央区南8西4)が制作するドキュメンタリー漫画「義男(よしお)の空」最新刊の発刊に合わせて9月11日、紀伊国屋書店札幌本店1階インナーガーデン(北5西5)で10周年記念イベントを開催する。(札幌経済新聞)

10周年記念イベントポスター

 「義男の空」は現在苫小牧で活躍している実在の小児脳神経外科医の高橋義男さんと、難病を患う子どもや家族の姿を描いた自費出版作品。

 2008年に発刊した第1巻には、同社社長の田中宏明さんの二男が生後1カ月で水頭症と診断され治療法を必死に求めるストーリーや、高橋さんの成長ストーリーが掲載されている。以来1年に1回のペースで発刊を続け、9月10日に10巻目の発行を予定する。

 田中さんが2006年に同作品の企画に着手してから10年目を記念して、原画、ラフ画、設定資料などのパネル展示や20代の大人へ成長した作品のモデルとして登場した子どもたち4人のトークショーやエアーダイブのサイン会、ビンゴ大会を行う。9巻に登場した子どもは足が不自由だが大学生となり、杖を使っている人の手助けをしたいとの思いから現在義足作りの勉強をしているという。

 田中さんは「この作品が10巻までたどり着けたこと、作品に描いてきた子どもたちが力強く生きて成長していること、たくさんの方々が応援してくれ支えてくださっている数々の奇跡に感謝するばかり。子どもたちも親も高橋先生も10歳年をとった。発刊した冊数は多くはないが、年1回の発行を心待ちにしている読者にイベントを開催することで感謝を伝えたい」と話す。

 同社は東京都内にある、特別支援学級がある小学校565校や医療系の大学や小中高の図書館へ同作品を寄贈するなど、「諦めないことの大切さ」を子どもたちへ届ける活動も行っている。

 開催時間は14時~17時(パネル展示は10時~)。入場無料。

みんなの経済新聞ネットワーク

最終更新:9月6日(火)8時0分

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