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男子の低レベル露呈 やっぱり日本ツアーに生中継は逆効果

日刊ゲンダイDIGITAL 9月6日(火)9時26分配信

【フジサンケイクラシック】

 今週は大会初日から生中継がウリだった。最終日は地上波、BS、CS合わせて朝8時から延々8時間も試合が放送された。だが肝心の試合内容はといえば、首位と5打差5位発進で2週連続優勝を期待された石川遼(24)が1番でボギーを叩くなど、早々と優勝争いから脱落。

 最終組の3人も似たり寄ったり。5年ぶりの2勝目を狙う首位発進の趙珉珪(28)が72、2位発進のB・ケネディ(42)が75、3位発進の片岡大育(27)が72とそろってアンダーパーで回れない体たらく。もちろん下位から猛追する選手も現れず、スコアを崩した趙に優勝が転がり込んだ。

 これが試合が終わった後のディレー放送なら編集で好プレーをつなぎ合わせてボロを隠せる。生中継だっただけに選手のヘタクソぶりをさらけ出す中継となったのだ。

「大会3日目をテレビ観戦して、きっと最終日にもドラマがなく、つまらないだろうと思ったので、テレビ中継を見ませんでした」と作家で評論家の早瀬利之氏がこう続ける。

「石川は前日、17番でOBを叩くなど、プレーが雑で試合を投げているようにしか見えなかった。勝ちたいという気持ちが強ければ強いほど、もっと丁寧に辛抱強くラウンドして好プレーにつなげるわけですが、男子大会では石川だけでなく、ほとんどのプロからそれが伝わってこない。プロは高い技術を見せてファンからお金をもらうわけです。米ツアーなら最終日はバーディー合戦が繰り広げられ、見ている方も手に汗握る展開に力が入る。それが本物のプロです。最終日、みんなスコアを伸ばせず、勝った趙もオーバーパーでしょう。当然のこととはいえ、あらためて日本ツアーのレベルの低さを露呈したわけです。日本ツアーは選手のレベルが生中継に耐えられないことがハッキリした。私みたいにテレビ中継を見なくなるファンも増えるでしょう」

 せっかくの生中継が皮肉な結果を招くことになった。

最終更新:9月6日(火)9時26分

日刊ゲンダイDIGITAL

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