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【ミャンマー】中国社、シャン州の石炭火力発電所再稼働へ

NNA 9月6日(火)8時30分配信

 ミャンマー政府は、中国の無錫華光電力工程と、北東部シャン州のティジット石炭火力発電所の22年間の運営契約を締結した。ペ・ジン・トゥン電力・エネルギー相が1日、連邦議会で明らかにした。
 ティジット石炭火力発電所は発電能力120メガワット(MW)で、2005年に稼働したが、設備老朽化や環境問題への懸念から14年に停止。無錫華光は昨年10月に運営権を落札した後、設備の改善を行い、再稼働に向け準備を進めていた。
 州都タウンジーとホポン郡区の間に立地する発電所は、観光名所のインレー湖に近く、地元住民や観光保護団体は、過去に廃棄物が湖にたれ流されたことがあり、水源汚染や発電所から出る灰が農作物に悪影響を与えているとし稼働に反対している。
 先の報道によると、発電所で使用される石炭は、地場財閥エデン・グループがティジットに保有する鉱山で産出する。電力はミャンマー国内に供給される。
 前政権は国内外企業と、少なくとも11件の石炭火力発電所の建設・運営契約を締結した。だが石炭火力に対する国民や地元住民、環境保護団体の反対感情は強く、いずれも開発が進んでいない。
 前政権が打ち立てた「国家エネルギー基本計画」では、30年までに電化率100%を達成する目標を掲げている。電源構成はバイオマス(生物資源)が33%、石油22%、石炭21%、水力11%、再生可能エネルギー1%を目指すとしている。

最終更新:9月6日(火)8時30分

NNA