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ハリル監督は背水の陣 タイ戦勝っても内容次第で解任ある

日刊ゲンダイDIGITAL 9月6日(火)12時36分配信

 ロシアW杯アジア最終予選初戦が黒星スタートとなったハリルホジッチ監督。06年ドイツW杯最終予選での「オウンゴールによる薄氷勝利」を知っているのだろうか?

 05年3月25日。最終予選第2戦でイランとのアウェー戦を1―2で落としたジーコ日本代表は5日後、埼スタにバーレーンを迎え撃った。何度も攻め込みながらゴールを奪えない日本。思わぬ形で決着した。後半26分に相手オウンゴール! 虎の子の1点を守り切った日本は連敗を回避。チームを立て直し、本大会出場を手繰り寄せた。

 今日6日、バンコクで行われる第2戦のタイ戦(午後9時15分開始)に臨む日本代表は5日、ハリルホジッチ監督が公式会見に出席。「UAE戦でかなり精神的に痛めつけられたが、選手をしっかり回復させ、励ますことに努めた。勝利するための準備は整っている」と胸を張った。しかし、本音は「オウンゴールでもいい。とにかく勝ち点3をゲットしたい」だろう。

「現地5日午後5時半から始まった練習は、冒頭の15分だけがメディア陣に公開され、その時間帯はランニング、ストレッチ、ダッシュなどのメニューだった。4日は笑みを浮かべる選手も見受けられたが、この日の選手はキリッとした面持ちで練習場に姿を現し、ハリルホジッチ監督も非常に引き締まった表情で指示を与えていた。チーム全体が良い意味でピリッとした緊張感に包まれていた」(サッカージャーナリスト・六川亨氏)

■引き分けでも…

 タイに勝って、初戦UAE戦逆転負けの悪夢を払拭したいハリルホジッチ監督だが、その首筋の周辺にはヒンヤリとした空気が流れているという。

 タイ戦に負けないまでも、引き分けて勝ち点1止まりだったり、勝っても試合内容がイマイチだった場合、指揮官のクビが飛んで「最終予選中に指揮官交代という非常事態を迎える可能性は十分にある」と話すサッカー関係者が、「これは日本代表に限った話ではないが……」と前置きした上で、さらに続ける。

「勝っているうちはもちろん、チーム内の雰囲気は良好ですが、勝てないと一気にギクシャクしてしまうのは当たり前。その際、監督と主力がミーティングを通して一体感を醸成しようとするものだが、どうしても通訳が介在するので真意が伝わらないこともある。これは前任者のアギーレ、その前のザッケローニの時も同様。サッカー協会関係者は『いろいろな局面においてハリルホジッチと選手との意思の疎通が図れておらず、このことが不協和音の温床となりかねない』と危惧している」

 協会関係者は、すでに後任リストを用意しているというのだが……。

最終更新:9月6日(火)12時36分

日刊ゲンダイDIGITAL

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。