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混雑解消 観光へ好影響 会津縦貫北道路開通1年

福島民報 9月6日(火)11時10分配信

 福島県の喜多方市と会津若松市を結ぶ121号国道「会津縦貫北道路」(約13.1キロ)は6日に全線開通から1年を迎える。7月の1日当たりの平均利用台数は1万2900台でほぼ想定通りか、やや多い台数となっている。並行する国、県道の交通量は全線開通前と比べて3~4割減っており、国土交通省郡山国道事務所は交通の分散化で渋滞解消が進んだとみている。
 関係者は観光などへの一定の波及効果があったとしている。喜多方市の佐藤義弘観光交流課長は「喜多方市の観光客の入り込みは前年度より増えている。交通の便が良くなったことが一役買っているのではないか」と語る。
 会津17市町村の観光誘客を図る「極上の会津プロジェクト協議会」事務局長を務める鵜川大会津若松市観光課長は「喜多方と会津若松の2市だけではなく、会津全域や山形県米沢市なども含め、広域的な観光に向けて調査事業を進めている」と今後の展開に期待する。
 会津縦貫北道路は自動車専用道路で、地域高規格道路。今年度は同道路と会津縦貫南道路をつなぐ「若松北バイパス」が新規事業化され、南道路も一部の工事区間で完成見通しが示されるなど、会津縦貫道路の交通要所の整備が着々と進められている。

福島民報社

最終更新:9月6日(火)12時3分

福島民報