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巨泉さん「野球は巨人」を“封印”したワケ

東スポWeb 9月6日(火)16時32分配信

 急性呼吸不全のため7月12日に亡くなったタレントで元参院議員の大橋巨泉さん(本名・大橋克巳=享年82)のお別れ会が5日、都内で行われた。「野球は巨人、司会は巨泉」をキャッチフレーズにしたほど、熱烈な巨人ファンで知られた巨泉さんだが、近年は巨人への興味を失っていたとか。その原因は、1990年代前半から巨人が巨額の費用を使った大量補強だという。

 生前の巨泉さんの交友関係の広さを示すように、ビートたけし本紙客員編集長(69)をはじめ、関口宏(73)、みのもんた(72)、徳光和夫(75)、爆笑問題、小倉智昭(69)など芸能関係者のほか、プロ野球・ソフトバンクの王貞治会長(76)、河野洋平元衆議院議長(79)など、各界から多くの関係者が出席し、別れを惜しんだ。

「世界まるごとHOWマッチ」などで共演したたけしは、巨泉さんから「おまえのおかげでリタイアするのが何年か遅れた」と言われたという。たけしの才能にほれ込み、リタイアが先送りされた。「ありがたかったね。野球の全盛期のスターが王さん、長嶋さんだったように、巨泉さんはテレビの全盛期のスター」と絶賛した。

 巨泉さんに誘われ何度も海外で遊んだというたけし。豪州では巨泉さんがクルーザーの仕掛けに大きなマッドクラブがかかっているのを見て、たけしは夜中に石坂浩二(65)を誘い「ワインとマッドクラブで一杯いこう。巨泉のオヤジのカニ、食っちまおう」と画策。ところが、たけしは急用で食べられなくなった。石坂1人で食べたところ、翌日ひどい下痢に見舞われゴルフができない状態になってしまった。

「これを見た巨泉さんは『何やってんだ、浩二?』って言ったが、石坂さんも『アンタのカニ食った』とは言えないから黙ってた。もし巨泉さんが食ってたら、今でも笑ってやろうと思ってるのに」とたけしは懐かしんだ。

 また巨泉さんは晩年、帰国するたびに「爆笑問題の日曜サンデー」(TBSラジオ)に出演。太田光(51)は「呼んでもいないのに『出てやるよ』と言ってね」。亡くなるまで「戦争反対」の姿勢を貫いた巨泉さんは、安倍晋三首相(61)の政策に反対の姿勢を示した。そのため、昨年春、太田が首相主催の「桜を見る会」に出席したことに激怒し、2人で議論したものの「結局結論は出なかったけどね」と太田は振り返った。

 巨人ファンとしても知られた巨泉さん。この日弔辞を述べた王会長は「私が巨人のユニホームを脱いだ時『カナダに来いよ』と言ってくれた。『はい、行きます』と行ったら、いろんな所に連れて行ってくれた」と明かす。だが近年、巨泉さんは巨人への興味を失っていたとか。

 大の巨人ファンで知られる徳光は「巨人がねえ、ちょっとおカネを使いすぎた時代があって。あのころ巨泉さんの反骨精神に、巨人はちょっと背いたところがあった」。

 巨人は90年代前半からFA制度を利用して落合博満、清原和博など、多くの強打者を次々と入団させたが、そんな補強を良しとしなかったようだ。といって巨人以外のチームを応援したわけではないが「そのころからメジャーリーグやアメリカンフットボールに興味が行きだした」と徳光は明かした。

最終更新:9月6日(火)16時40分

東スポWeb

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。