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「たたら侍」モントリオール世界映画祭の最優秀芸術賞を受賞 EXILEのHIROがプロデュース

スポーツ報知 9月6日(火)10時17分配信

 【モントリオール(カナダ)】第40回モントリオール世界映画祭の授賞式が5日(日本時間6日)、市内のインペリアルシアターで行われた。ワールド・コンペティション部門では、劇団EXILE・青柳翔(31)とEXILE・小林直己(31)が出演する「たたら侍」(17年初夏公開、錦織良成監督)が最優秀芸術賞を受賞した。

【写真】モントリオールでガッチリ手を組む小林直己と青柳翔

 授賞式には錦織監督が出席。壇上で「光栄です。モントリオールのお客さん、最高です」と日本語であいさつ。同作のプロデューサーを務めるEXILEのHIRO(47)の名前も挙げ「皆さんに感謝します。この映画で侍のイメージが変われば」と喜びを語った。

 錦織監督は2012年の「渾身 KON‐SHIN」以来2度目の出品で初受賞。授賞式後の取材では「金メダルではないけどありがたい。HIROさん獲ったで、と伝えたい」と話した。同映画祭の代表を務めるセルジュ・ロジック氏からは「オスカー(米アカデミー賞)に送るべきだ」と称賛されたという。

 「たたら侍」はHIROが初めて映画プロデュースを手がけた作品。戦国時代の奥出雲を舞台に「たたら吹き」継承を宿命づけられた青年が、侍に憧れて村を飛び出す中で葛藤や挫折を通して真の「武士」へと成長していく様を描く本格時代劇だ。29日に公式上映されたが、上映前には急きょレッドカーペットセレモニーが行わる盛況ぶりだった。 また、2014年11月10日に83歳で亡くなった俳優・高倉健さんを題材にした「健さん」(日比遊一監督、日本公開中)がドキュメンタリー部門の最優秀作品賞を受賞した。

 映画祭の混乱で、一時は上映さえ危ぶまれた状況からの受賞に、日比監督は「びっくりしました。感無量です」と満面の笑み。健さんが1999年に「鉄道員」で同映画祭の主演男優賞を受賞していることに触れ「健さんにとっても思い入れが深い映画祭なので、まさに健さんに向けた賞。チームのみんなに感謝します」と話した。

 ワールド・コンペティション部門に出品された「グッドモーニングショー」(10月8日公開、君塚良一監督)、初監督作品を対象にしたファースト・フィルムズ・ワールド・コンペティション部門に出品された「恋妻家宮本」(遊川和彦監督、来年1月28日公開)は惜しくも受賞を逃した。

最終更新:9月6日(火)14時8分

スポーツ報知