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“暴挙”の巨人・マイコラスこのまま野放しでいいのか

東スポWeb 9月6日(火)16時32分配信

 広島の優勝カウントダウンが猛スピードで進む中、2位・巨人はここ10試合で1勝9敗の大ブレーキ。ポストシーズンを見据えてチームの結束を強めたいところだが、ネックとなっているのがマイルズ・マイコラス投手(28)だ。今季3勝1敗。8月28日の試合中の大暴れはチーム内外に衝撃を与えたが、いまだに“特別扱い”が続いている。逆転優勝へ、由伸巨人は本当に一枚岩になれるのか。

 早ければ6日からの阪神3連戦(甲子園)の2戦目には広島の史上最速優勝が決まってしまう。それでも巨人はクライマックスシリーズ(CS)からの大逆転のチャンスを残す。ただ、特に最近は緊張の糸が切れたかのように敗戦に直結する失策が目立ち、チームの引き締めが急務となっている。

 その筆頭はマイコラスだろう。8月28日のDeNA戦(横浜)のマウンドで捕手の小林誠にブチキレたばかりか、バットをへし折り、ベンチでグラブを投げつけた暴走ぶりは記憶に新しい。チームの和を乱す行為にナインはドン引きとなったが、マイコラスへの処分はなし。実質的な野放し状態となっている。

 5日も例外ではなかった。前日の登板で自身の連勝が14で止まり、登板翌日の調整のためジャイアンツ球場を訪れるも、屋外で汗を流す菅野ら投手陣とは完全別行動で軽めに室内練習場で体を動かした。

 他の投手の場合、登板翌日でも通常はウオームアップまで行動を共にする。なぜ、マイコラスだけは特例が認められるのか。チームスタッフによれば「これからCSもあるし、来年も働いてもらわないといけない。何より去年から多くの貯金を稼いできた。結果を残してきた分、強く出られない空気はある」という。

 だが、このままではチームの足並みが揃わないばかりか、暴走助っ人がさらにエスカレートする恐れもある。ベンチ内からも「マイコラスが本当にオンドルセク(前ヤクルト)みたいに首脳陣にかみつくようなことが起きてもおかしくない。そんなことがあってはいけない。これ以上、目に余るようであれば、監督かヘッドコーチ、しかるべき立場の人が本人に言わなきゃいけない」と危惧する声が漏れている。

 当のマイコラスは個別調整にご機嫌で「可能な限り日差しを避けて調整したかった。コーチの配慮がありがたかった」とマイペースだった。助っ人右腕を操れるかどうかも、今後のチームを左右しそうだ。

最終更新:9月6日(火)16時49分

東スポWeb

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