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ドイツ、給付金受給の移民が2.7倍に急増

ロイター 9月6日(火)12時28分配信

[ベルリン 5日 ロイター] - ドイツ連邦統計局が5日公表したデータによると、庇護申請者向け給付に関する法律に基づいて給付金を受け取った移民の総数は昨年末時点で約97万5000人となり、2014年の36万3000人からおよそ2.7倍も増えた。給付総額は120%程度増加して、53億ユーロ前後に膨らんだ。

メルケル首相が1年前、シリアなどからの難民受け入れを表明したことを受けた動き。ドイツは100万人超を受け入れたが、ここ数カ月は欧州連合(EU)各国の国境管理強化やトルコと送還協定を締結したことなどで、流入が大きく減っている。

ただ最近は外国からの移住者がいくつか続けて暴力事件を起こし、当初は移民を歓迎していたドイツ社会には不安が広がってきた。移民への多額の給付は、特に経済的に貧しい東部の住民の間で反発を招いている面もある。

こうした中で、ドイツのための選択肢(AfD)など反移民を掲げる政党への支持がさらに拡大する可能性もある。

AfDは4日に行われたメクレンブルク・フォアポンメルン州議会選挙で、メルケル氏が率いるキリスト教民主同盟(CDU)を抑えて第2党に躍進した。

最終更新:9月6日(火)12時28分

ロイター