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国内最大の燃料用の“藻”工場建設、培養プールを三重県多気町に

スマートジャパン 9月6日(火)17時40分配信

 新たにユーグレナと中部プラントサービス、三重県、三重県多気町が協力して建設する国内最大級の燃料用微細藻類培養プールは、経済産業省資源エネルギー庁「平成28年度 微細藻類燃料生産実証事業費補助金」を活用した「バイオ燃料用藻類生産実証プロジェクト」(実証プロジェクト)によるものだ。

【ユーグレナがイメージする基本戦略「バイオマスの5F」画像】

 実証プロジェクトでは、燃料用微細藻類培養プールを多気クリスタルタウン(三重県多気郡多気町)に建設し、燃料用微細藻類の大規模、低コスト生産技術の確立を目指す。具体的には、中部プラントサービスが保有する木質バイオマス発電所の隣接地にバイオ燃料向け微細藻類の研究、培養を行う設備を建設する(図1)。

 木質バイオマス発電所より排出される排ガス、排水や排熱などを微細藻類の培養に必要な二酸化炭素源やエネルギーとして用いることで、バイオ燃料向け微細藻類生産の低コスト化を実現する狙いである。実証は2016年10月から開始し、培養プールは規模拡大などを順次行い、2018年には総面積3000平方メートル以上の国内最大級の燃料用微細藻類培養プールとする計画である。建設施設名は「藻類エネルギー研究所」とし、実証期間は2016年10月1日~2019年3月31日としている。

 ユーグレナは、2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の屋外大量培養技術の確立に成功。微細藻類ユーグレナを活用した機能性食品、化粧品等の開発・販売を行う他、バイオ燃料の生産に向けた研究を推進。日米などに研究機関の整備などを進めている(図2)。

最終更新:9月6日(火)17時40分

スマートジャパン