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【セントウルS】休養明けのGI馬ビッグアーサーより狙いは夏稼働馬ネロ

東スポWeb 9月6日(火)21時45分配信

【セントウルS(日曜=11日、阪神芝内1200メートル)dodo馬券】夏のローカル開催も終わり、いよいよ今週から秋の中央開催が幕を開ける。阪神のメーン・GIIセントウルSは、サマースプリントシリーズ最終戦とGIスプリンターズS(10月2日=中山芝外1200メートル)の前哨戦という“2つの顔”を持つ。シリーズの行方はすでに決した(ベルカントが優勝)とはいえ、買えるのは夏稼働馬か、休養明けの実力馬か。そこが最大のポイントとなりそうだ。

 GIを目標に、あくまで余裕残しで出走してくる実力馬と、夏場にすでに体を動かし、心身ともにみなぎった伏兵馬が交差するのがこのセントウルS。果たしてその“実体”はスプリンターズSの前哨戦か、それとも夏競馬の延長戦なのか。

 グレード別定のGII戦という実力馬が力を発揮しやすい条件でありながら、過去10年で1番人気がレースを制したのは1回だけ。2008年スズカフェニックス(8着)、09年スリープレスナイト(2着)、13年ロードカナロア(2着)…休養明けだったGI馬が1番人気で敗れた例はいくつもある。これら一流馬を負かしたのはいずれも夏に稼働していた“サマーホース”。そう、「夏競馬の延長戦」と捉えるのが正解なのだ。

 ならば狙いはネロで迷いなし。実力馬撃破のパターンである夏稼働馬なのはもちろん、依然活気十分なのを分かりやすいくらいに証明しているのが何より大きい。

「前走のアイビスSD(2着)の後は早くからこのレースを目標にして、調整してきました。1週前追い切りでは相変わらず、すごい時計(坂路4ハロン48・4秒)で動きましたし、体調は変わらずいいですよ」と清永助手も胸を張る。

 関西馬ながらキャリア29戦目にして初の阪神競馬出走となるのは意外だが、「坂路であれだけの時計を出す馬ですし、似たような形態の中山で好走していますからね。開幕週の馬場でもありますし、この馬にとっていい条件と言えるのではないでしょうか」(同)。有力馬に差し、追い込みタイプが多い中、開幕週の絶好馬場を存分に利せる先行脚質なのも大きな魅力となろう。

 ビッグアーサーを筆頭とした有力馬がGIをにらみながら、けん制し合うのを尻目に、持ち前のパワフルな先行力で怒とうの押し切りを決めた時、セントウルSの勝ち馬の歴史にまた、新たな夏稼働馬の名が刻まれる。

最終更新:9月6日(火)21時45分

東スポWeb

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