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背水の日本が最終予選初勝利、原口&浅野弾で逃げ切る

デイリースポーツ 9月6日(火)23時9分配信

 「W杯アジア最終予選、タイ0-2日本」(6日、バンコク)

 日本が最終予選初勝利を挙げた。FW原口元気が先制点、FW浅野拓磨が追加点を奪い、敵地でのタイ戦を逃げ切った。

 日本は前半18分、原口が右サイドの酒井宏が上げたクロスに体を投げ出しながら頭で合わせて先制ゴールを奪った。

 しかし、その後は日本が攻撃しながらゴールを奪えない時間帯が続いた。前半終了間際には本田が切れ込みながらシュートを放つも相手守備選手に当たったボールをGKにかき出された。後半19分には香川がほぼフリーの形でゴール正面からシュートを放ったがコースが甘く決めきれなかった。

 そんな嫌な空気を断ち切ったのが浅野だった。後半30分、相手守備の裏へ抜け出しシュートをねじ込むと、爪を立てるようにして手を掲げるジャガーポーズも披露してチームを盛り上げた。

 殊勲の原口は勝利に「ほっとしていますね。ホームで負けてしまったので、本当に勝ち点3だけを求めてプレーしたのでほっとしています」と静かに語った。得点は自身とは逆の右からのクロスに対し、しっかり中央に入り込んでいったことで生まれた。「逆サイドからクロスを上げる時は、センターフォワードの後ろに入るように心掛けていた」と語る通りの、狙い通りの形だった。

 長谷部からのパスを受けて追加点を決めた浅野は、タイミングとしては完全にあったわけではなかったというが、「シュートは気持ちで押し込みました。やっと入って良かったなと思います」と決定機を決めきれずにいたこともあり、安どの笑みを浮かべた。

 勝利が義務づけられた重圧がかかる試合を乗り越えた。「これだけすごい雰囲気の中でプレーできたのは僕自身、幸せだと思います」と成長の糧にもなったが、「もっともっと早くゴールを決められたと思います。(そうすれば)試合も決まったと思うので。そこは課題だと思います」と、反省点も挙げていた。

最終更新:9月7日(水)0時9分

デイリースポーツ