ここから本文です

【紫苑S】成長したビッシュ、秋は主役だ!

スポーツ報知 9月7日(水)6時4分配信

◆第1回紫苑S・G3(芝2000メートル、10日・中山)

 今年から重賞に格上げされた秋華賞トライアルの第1回紫苑S・G3(芝2000メートル、3着まで優先出走権)は10日、中山競馬場で行われる。オークス3着と世代上位の力量を持つ2勝馬ビッシュにとっては、賞金を加算する意味でもぜひとも勝ちたい一戦。春より成長を遂げたディープインパクト産駒が秋初戦を勝利で飾るか。

 伏兵から主役へ。5番人気ながらオークスで3着と健闘したビッシュが、オープンからG3へ格上げされた新設重賞を有力馬として迎える。「オークスは早めに仕掛けていって、見せ場十分の内容だった」と鹿戸調教師。平均ペースで差し馬優勢となった流れのなか、4角5番手から直線ではいったん、先頭に立つ競馬。同世代トップの力を示しただけに、秋華賞に向けて結果を出したい一戦だ。

 「前走後は少し疲れもあったので、夏場は放牧に出した。ノーザンファーム天栄でジックリやってもらって、ある程度速いところもやってもらっていた」と鹿戸師は経緯を説明。帰厩後も予定通りに乗り込まれており、秋初戦に向けて不安はない。

 小柄な牝馬で春は馬体維持に苦労したが、ひと夏を越して確実に上昇カーブを描いている。「フックラして良い状態で戻ってきた。今、プラス10キロくらい(前走時416キロ)。レースでは多少減るかもしれないが、前走よりプラスで出られるのでは。背も高くなって、見栄えが良くなった気もする」と鹿戸師は、愛娘の成長に笑顔だった。

 順調に夏場をクリアしただけに、今回は結果が欲しい一戦。「中山(500万《1》着)も走っているし、能力的に十分チャンスはある」。鹿戸師の口調に力が入るのは、3着までに優先出走権があるとはいえ、立場的には2勝馬で確実に賞金を加算しておきたいからこそ。万全で臨むべく、新コンビの戸崎に7日の追い切りを依頼した。「明日、併せれば態勢は整うのでは。騎手に感触を確かめてもらいたい」。今年、すでに重賞を10勝している名手の手綱で、勝って本番へ駒を進めたい。(西山 智昭)

最終更新:9月7日(水)6時4分

スポーツ報知

スポーツナビ 競馬情報

重賞ピックアップ