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【巨人コラム・Gペン】幻のトリプルスリー

スポーツ報知 9月7日(水)16時3分配信

 昨年、ソフトバンクの柳田とともに「3割・30本塁打・30盗塁」の通称トリプルスリーを達成したヤクルトの山田が、今年も30盗塁に到達。本塁打は7月26日の阪神戦で30本をクリアしており、2年連続2度目の「30本塁打・30盗塁」をマークした。

 同一シーズンに本塁打と盗塁の両方で30以上を記録したのは、これまでに12人(16度)。2度以上は87、89、90年に3度の秋山幸二(西武)、80、83年に2度の簑田浩二(阪急)に次いで3人目だ。さらに山田は打率も5日現在で3割2分3厘。シーズンの規定となる443打席は満たしているだけに、2度目のトリプルスリーもほぼ間違いないだろう。

 昨年の柳田と山田まで、過去にトリプルスリーを記録したのは10人。山田がプロ野球初となる2度目の達成を目前としているが、これまで巨人打者には縁がない。松竹の岩本義行、毎日の別当薫が初めてトリプルスリーを記録した1950年、ともに3割打者となった巨人の青田昇と川上哲治は、青田が33本塁打に29盗塁、川上も29本に34盗塁。当時は話題にもならなかったトリプルスリー。今のようにマスコミで話題になっていたら、あと1盗塁、あと1本もクリアしていたのかもしれない。

 58年に新人ながら打率3割5厘、29本、92打点で本塁打と打点の2冠を獲得した長嶋茂雄は、走っても37盗塁。こちらもトリプルスリーまで、あと1本…。が、実は打っていたのである。9月19日の広島戦。長嶋は後楽園の左中間に飛び込む大アーチを放ったものの、一塁ベースを踏みそこねて本塁打を取り消されてしまう。一塁到達前のアウトで安打にもならず、スコアカードには“投ゴロ”と記録された幻の一発で、新人のトリプルスリーという快挙を惜しくも逃していた。(記録室・阿部 大和)

最終更新:9月9日(金)19時56分

スポーツ報知

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