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古田知事「千畝氏は県民の誇り」 米ホロコースト博物館視察

岐阜新聞Web 9月6日(火)8時54分配信

 訪米中の古田肇岐阜県知事は4日(現地時間)、ナチス・ドイツによるユダヤ人大量虐殺の歴史を展示するワシントンのホロコースト記念博物館を視察した。「命のビザ」を発給しユダヤ人らを救った加茂郡八百津町出身の外交官、杉原千畝(ちうね)氏(1900~86年)の展示を見た古田知事は「日本人で紹介されているのは杉原さんだけ。県民の誇りだ」と述べ、杉原氏の関連資料の「世界の記憶」(世界記憶遺産)登録に向けて決意を新たにした。
 同館の最後には、ユダヤ人を救った各国の人の名前や顔写真を列挙する展示コーナーがあり、日本人では唯一、杉原氏の名前が紹介されている。
 案内した学芸員のベンジャミン・セイカさんは「杉原さんを通じて行動することの大切さを学んでほしい」と説明。古田知事は「登録申請はさまざまな人から評価を得ており、何としても登録させなければという思い」と意気込みを語った。
 同行した金子政則八百津町長は「展示が時系列や参加型で工夫されている。(同町の)杉原千畝記念館でも取り入れたい」と話した。

岐阜新聞社

最終更新:9月6日(火)9時44分

岐阜新聞Web