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桜庭ななみ、20歳から始めた“10年日記”で成長と変化を実感

dmenu映画 9月6日(火)12時30分配信

女優の桜庭ななみが、沖縄・石垣島を舞台にした日韓合作映画『絶壁の上のトランペット』(9月17日公開)で主演を務めている。2007年夏にスカウトされたのをきっかけに女優としての道を歩み始めて、来年で10周年。今年は本作主演に加えて、台湾ドラマデビュー、ジョン・ウー監督作出演と、飛躍には目を見張るものがある。そんな彼女が20歳の時から肌身離さず持っているアイテム。それは30歳までの自分を記録する事ができる、10年日記だ。

鹿児島県出身で現在23歳。スカウトされたのは中学時代のこと。当初両親は反対したが、高校入学と同時に上京し、芸能界デビュー。「それまでは鹿児島の実家でのんびり暮らしていましたから、両親は東京に出すのは心配というのが一番大きかったと思います。でも自分の意思でやると決めて家を出てきた分、成功させなければいけない、そして家族を安心させたいという気持ちが強かった」と振り返る。

10代の頃は同年代がアルバイトを始めたり、大学に進学したり、就職活動を経験する姿を見るにつけ「そういった活動をしたことがないから、自分の中に何もないのではないか、ほかの人が大人になるのに私は子供のままなのかな?」と節目の実感もなく不安に過ごした時期もあった。しかし「女優業を通して様々な人に会い、役柄を通して様々な人生を経験する事が出来ている。一般の方とは歩みが違うかもしれないけれど、私の歩む道だって間違ってはいない。人と比べるのはやめようと思った」。女優業が自分に与えた影響や経験値を、糧として感じられるようになった。

そんな中、自分にとっての節目として20歳で始めたのが10年日記だ。「20歳から30歳って10代と違って、色々な事が変わるような気がするから」とスタートさせて現在4年目に突入。どこに行く時も持ち歩く必需品となり「三日坊主になるかと思ったけれど、今では毎日書かないと気持ちがスッキリしない。今日のページを開くと過去に思っていたことが一目瞭然にわかるので、自分の考え方が目に見える。誰にも明かさない自分だけの思いがびっしりと書いてあるので、振り返って読み直すのも面白い」とさながら成長実感ツールのようだ。

ページをめくると、変わらない自分にも出会う。その筆頭は「好奇心」だ。「色々な事に挑戦して色々な景色を見てみたいという気持ちは変わりません。勉強をして視野も広がったし、今は真面目な優等生的イメージがあるかもしれないけれど、その殻も破ってみたい」と力を込める。現在の好奇心は、語学習得に向けられており「これまで無趣味だった分、言葉を覚えることが趣味になっています。現地の友人にメールをしたり、勉強というよりも趣味として楽しんでいます」。北京語は中級レベル以上とか。

変わったのは、結婚願望の芽生え。「結婚して子供を産んで家庭を築いて、というようなことをイメージできるようになりました。しっかりと仕事をして経験を積んで、30歳を越えたら素敵な男性を見つけて結婚したいですね。子供は女の子もいいかもしれないけれど、男の子2人でも賑やかで楽しそう。その時が来たら頑張っていい母親になりたい」。選択肢が増えたのは心の余裕の表れでもある。理想の30歳は「大人っぽくなりたい。凛として自立している女性には綺麗な方が多いので憧れます。あと7年、今のイメージとまったく変わっていなかったらどうしよう」とはにかむ。日々が充実しているからこそ、明るい未来を待ちわびることが出来る。

『絶壁の上のトランペット』で桜庭が演じたのは、心臓病を抱えるシリアスな役どころ。「石垣島のゆったりした雰囲気が混じりあって、その温かい雰囲気を映画の中に取り入れながら臨んでいました。撮影現場では韓国語を交えてコミュニケーションをとっていた部分もあって、この作品をきっかけに改めて韓国語を勉強し始めました」。ここでも好奇心が頭をもたげている。

石井隼人

最終更新:9月6日(火)12時30分

dmenu映画

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。