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みどり市議会議長に辞職勧告 決議案賛成多数で可決 不信任決議後も在職

上毛新聞 9月6日(火)6時0分配信

 群馬県のみどり市議会は5日、伊藤正雄議長(66)が6月定例会で不信任を決議された後も議長を続けているとして、議長辞職勧告決議案を賛成多数で可決した。法的拘束力はない。同市議会で議長辞職勧告決議が行われたのは初めて。

◎議長「どれも説明できる」辞める考えなし

 決議案を提案した武井俊一氏は、不信任決議後に議長職にとどまっていることや議会運営の姿勢に問題があると指摘し、「到底議長の使命を全うしているとは言えない」と非難した。不信任決議で指摘された過去の言動についての伊藤氏の説明は不十分とした。決議案には10人の市議が賛成者として名前を連ねた。

 決議案の可決後、伊藤氏は上毛新聞の取材に対し、「現時点では議長を辞める考えはない。(不信任決議の指摘事項について)どれも説明できる」と述べた。

 伊藤氏は不信任決議で、(1)昨年12月の市民福祉常任委で、社会福祉協議会で過去に不正があったと発言(2)5月の県外での会議に出席後、公用車を同窓会参加に利用(3)5月に団体の会合で、笠懸小の分離新設計画で新設校用地が決定したと受け取れる発言をした(4)6月に会派代表者会議の議事情報を出席しない議員に事前に伝えた―と指摘された。

 辞職勧告決議案の提案前に石原条市長は「一刻も早く議会を市民生活・福祉の向上を議論する場とするため、最善の策を講じてほしい」との要望書を市議会に提出した。

最終更新:9月6日(火)6時0分

上毛新聞