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その優待、本当に必要ですか? 高利回り「株主優待銘柄」を狙うポイントと対処法

マネーの達人 9/6(火) 5:06配信

上場企業の約3分の1の企業で株主優待が実施されており、優待を狙った「株主優待投資」がより身近になってきたようです。

株主優待投資を行うときに狙いたいのは、やはり高利回り優待銘柄です。株主優待として還元される商品が投資金の何割に相当するかで計られる株主優待利回りですが、利回りが高いほどお得感が強いのは確かです。

しかし、高利回りならどの銘柄でも良いというわけではなく、対象となる高利回り優待銘柄を狙うべき大切なポイントがあります。そのポイントとは? 以下、詳しく見ていきます。

高利回り株主優待銘柄を狙うたった一つのポイントと対処法

ある株主優待銘柄の配当利回りと優待利回りがこんな数値だったらどう思いますか?

・ 某銘柄(証券コード○○○○)
・ 配当利回り:0.93%
・ 優待利回り:8.23%
・ 総利回り(配当利回り+優待利回り):9.16%

一般的に、総利回りが4%を超える銘柄が「高利回り銘柄」と言われていますから、総利回りが9%を超えれば「これは欲しい!」って思いますよね。

ただし、この優待銘柄を買う前に考えたい大切なポイント、それは「株主優待が自分にとって必要なものか?」という点です。

いくら高利回りの優待銘柄でも株主優待が全く必要のないものであれば、お得感が失せるどころか実質的な投資利回りが低下する原因にもなり兼ねないのです。

株主優待が自分にとって必要なものか

例えば、1000円分のQUOカードが貰える株主優待銘柄があり、優待利回りは4%オーバーです。

「QUOカードで1000円分好きなものを買えるし、高利回り銘柄だからぜひ買いたい!」と考えるかもしれません。しかし、QUOカードが利用できる場所のほとんどはコンビニか書店です。コンビニにあまり行かない人、本を買う予定のない人にとっては実はあまりお得ではないのです。

先日5000円分のクオカードが使いきれず、前から欲しかった竹鶴(ウィスキー)をコンビニで購入しました。値段は約2300円ほどだったと記憶しています。

しかし、最寄りのリカーショップで買うと約2000円で買えるだけでなく、クレジットカードも利用可能です。現時点での最高還元率カード「リクルートカードプラス」で購入すれば、2%分のポイント、40ポイントが獲得できます。

つまり、

コンビニでQUOカードで購入:2300円(ポイント還元なし)
リカーショップでクレジットカードで購入:2000円(+40ポイント還元)

約340円もの差が出てしまう計算です。高利回り銘柄でQUOカードをゲットしても340円ものマイナスでは、実質的な優待利回りが高いとは言い難いかと。節約にも力を入れたい奥様にとっては許せない “340円” でしょう。

簡単にまとめると、高利回り優待銘柄を狙うのは王道ですが、優待商品が使えなければお得感は半減してしまうのです。

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最終更新:9/6(火) 5:06

マネーの達人

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