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来年クルーズ船280隻超

長崎新聞 9月6日(火)8時59分配信

 来年、長崎港へのクルーズ船寄港回数が、過去最多の194回が見込まれている今年を大幅に上回り、約280回に上る見通しであることが5日、分かった。長崎市の田上富久市長が、長崎港松が枝地区国際観光船埠頭(ふとう)(松が枝岸壁)の2バース化の早期整備に関し、県に要望した席で、中村法道知事が明らかにした。

 本県には昨年、クルーズ船が過去最多となる180回寄港。このうち、長崎港が7割強の131回を占め、乗客乗員は約43万5千人に上った。131回は全国でもトップの博多港(259回)に次ぐ数字。ほとんどが国際クルーズ船で、中国発着が多い。今年は長崎港の194回を含め、県全体で259回の寄港が見込まれている。県観光振興課によると、中国のクルーズ需要が高水準で推移していることが主な要因という。

 こうした中、長崎港ではより安定して大型船が寄港できるよう、国による松が枝岸壁の延伸事業が動きだした。現在10万トン級の岸壁を15万トン級と7万トン級が同時に寄港できる「2バース化」が計画されている。

 5日、要望で県庁を訪れた田上市長は、国が2020年に外国人観光客を4千万人とする目標を掲げ、うち500万人がクルーズ船客だとして、「当然長崎の港湾強化をしなければいけない」と強調。中村知事は「受け入れ体制整備のために国へ働きかけを進めたい」と述べた。

長崎新聞社

最終更新:9月6日(火)8時59分

長崎新聞