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MIT特別研究員にも就任 アスリート、経営者、教育者...本田圭佑が様々な顔を持つ理由

SENSORS 9月6日(火)12時2分配信

世界的にも有名な研究機関であるマサチューセッツ工科大学のメディアラボ(以下MITメディアラボ)に、日本代表・ACミラン MF 本田圭佑が日本人アスリートとして初めて特別研究員に就任した。その経緯や、様々な活動を通して“夢を与えること“の意義とは。

【元記事】MIT特別研究員にも就任 アスリート、経営者、教育者...本田圭佑が様々な顔を持つ理由

MITメディアラボは「アンチ・ディシプリナリー(アンチ専門分野主義)」-- ひとつの専門分野に特化した学問ではなく、既存の学問領域には当てはまらず、異分野を組み合わせた研究をミッションとして掲げる機関。サイエンス、テクノロジー、建築、デザインなど多岐にわたるテーマを組み合わせ、世の中に新しいアイディアを生み続けるスタイルは、本田圭佑の生き方にも似ている。
今回本田が選ばれた「ディレクターズフェローズプロジェクト」は、世界各地の様々な分野における第一人者を特別研究員として招き、MITメディアラボと協同でデジタル面から世界の問題にアプローチする取り組みだ。
様々なアスリートが現役時代から多岐にわたる活動を展開することは珍しくなくなった。そんな中で、なぜ本田はMITの特別研究員に選ばれたのだろうか。マネジメント事務所「HONDA ESTILO」(以下「H」)に聞いた。

■高いレベルの教育を提供する、持続可能なプラットフォームを創りたい

--MIT研究員に就任した経緯や、引き受けることを決めた理由をお教えいただけますか。

H:私たちは、「サッカー(スポーツ)を通して、世界中の人々に夢や希望を与え続ける」という理念を掲げています。その理念のもと活動している様々なプロジェクトを通して、世界中の子ども達に出会い、各国の教育事情に触れてきました。そして、「世界にいる全ての子ども達に、高いレベルの教育を提供する持続可能なプラットフォームを創りたい」という想いを抱くようになりました。


実際にHONDA ESTILOの活動は、2016年6月には国連財団の『Global Advocate for Youth(青少年のための国際的な支援者)』に選ばれるなど、世界的にも注目されていた。若者が直面する社会的な課題を、一過性のものではなく、どう持続的に解決していくべきなのか。そんな課題を抱く中で出会ったのがMITメディアラボの所長、伊藤穰一氏だった。


H:今回の研究員の就任は、こういった想いを実現するためのきっかけになると考えています。以前から伊藤穰一氏と本田圭佑は繋がりを持っており、この研究所の技術力や新たな発想力には興味を抱いておりました。「この研究所は、何か考えていることを可能にしてくれる特別な場所」と本田自身も感じており、今後一緒に活動していくことになりました。

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最終更新:9月6日(火)12時2分

SENSORS