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アルミ対日プレミアム交渉、10~12月期積み9%安の82ドル提示

鉄鋼新聞 9月6日(火)6時0分配信

 16年10~12月期積みアルミ対日プレミアム(割増金、CIF・MJP)交渉が、今週から海外アルミ生産者と国内需要家との間で始まった。商社筋によると、一部の海外アルミ生産者側は7~9月期積み(90~92ドル)から約9~11%安のトン当たり82ドルを提示したもようだ。リーマンショック後の最安値を更新した前回に続き、2四半期連続での引き下げとなる。スポットプレミアムの下落傾向やアジア地域の需給だぶつき感を反映した。

 対日プレミアムは、指標となるロンドン金属取引所(LME)のアルミ現物価格に運賃や手数料、日本国内の需給に応じた額が上乗せされるほか、海外スポット取引価格も考慮される。
 足元のLMEアルミ価格に今回のプレミアムを上乗せすると1674ドルとなり、前回からほぼ同値圏内で推移している。
 商社筋によると、今回の引き下げの背景には世界的な需要の伸び悩みと中国の堅調な生産体制があるもようだ。「スポットプレミアムは70ドル台まで下落しており、年初比4割安の水準。LME在庫の増加傾向(3日時点で9日連続増)や国内のアルミ港湾在庫のだぶつき感を考慮しても、交渉ではまだ下げ余地があると見ている」と、強気な姿勢を崩さない方針。価格は来月初めごろまでに大勢が決まる。

最終更新:9月6日(火)6時0分

鉄鋼新聞