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イーロン・マスクのスペースX、ロケット爆発の衛星喪失で約52億円補償か無償打ち上げ求められる

sorae.jp 9/6(火) 11:33配信

事故の代償は高く付く、ということでしょうか。イーロン・マスク氏が率いるスペースX社が先週ロケットの打ち上げテスト最中に大爆発を起こし、ファルコン9ロケットと搭載された人工衛星「AMOS 6」を失いました。そしてこのAMOS 6を所有しているスペースコム社はスペースXに対し、5000万ドル(約52億円)の補償か人工衛星の無償打ち上げを求めています。
 
このAMSO 6はイスラエル・エアロスペース・インダストリーズからスペースコムに1億9500万ドル(約200億円)で売却されたもの。そして打ち上げ後はフェイスブックによって運用され、アフリカ地域に衛星インターネットをもたらす予定でした。スペースXがロケットに対してどのような保険をかけていたのかはまだ発表されていませんが、同社の宇宙開発が苦境に立たされていることは確かです。
 
スペースコムは今回の損害を3000万ドル~1億2000万ドル(約31億円~124億円)と見積もっています。さらに同社には中国企業のBeijing Xinwei Technology Groupによる買収の話もあり、今回の衛星打ち上げ失敗はその交渉にも影響しそうです。
 
なお、ファルコン9ロケットによる1回あたりの衛星の打ち上げ費用は6200万ドル(約64億円)だと公表されています。スペースコムは今回の請求について「まだコメントする段階にない」と語っていますが、今回の事故がスペースXにもスペースコムにも大きな痛手となる形になってしまいました。
 
なお今後のロケット打ち上げについてですが、スペースXはカリフォルニアやケープ・カナベラルの打ち上げ場でミッションの続行は可能だとしてます。現在同社は大量の衛星の打ち上げ契約を抱えていますが、今後スペースXは抱え込んだ打ち上げミッションを無事に遂行していくことはできるのでしょうか。

最終更新:9/6(火) 11:33

sorae.jp

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