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関西鉄源連合会の鉄スクラップ共同輸出入札、地場電炉買値と同水準で落札

鉄鋼新聞 9月6日(火)6時0分配信

 関西鉄源連合会(会長・黒川友二扶和メタル社長)は5日、9~10月積み(9月16日~10月15日)の鉄スクラップ共同輸出入札を行い、5千トン(H2中心)の輸出を決めた。丸紅テツゲンがトン当たり2万円で落札した。今回の落札値は地場電炉購入価格とほぼ同水準となった。

 前回の輸出入札落札値(7月22日)に対して約200円高となったが、輸出マーケットは韓国向けで直近高値から1千円下落し、2万500円(FOB)となるなど軟調に推移している。今回の落札値は足元の輸出値を考えると、やや割高の結果となった。
 割高となった要因の一つとみられるのが為替の動向。足元は1ドル=100円前後から103円程度と円安に推移している。関係筋では「輸出市場は低調だが、為替が円安傾向にあることが高値寄りの落札値になった理由ではないか」とされる。
 地場相場への影響について、足元のメーカー購入値はH2=1万9千~9500円。スポット対応が散見されるため、これよりも若干高値が実勢値とみられる。「先高観もあまりないが、先安観も目立つわけではない」とされ、今回の落札結果が相場に与える影響は限定的になりそうだ。

最終更新:9月6日(火)6時0分

鉄鋼新聞