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台風農業被害 復旧支援 迅速に 北海道視察で防災相強調

日本農業新聞 9月6日(火)7時0分配信

 松本純防災担当相は5日、台風10号による大雨で大きな被害を受けた北海道を訪れ、農業被害が広がっている状況などを視察した。道の高橋はるみ知事は、国の災害復旧費が上乗せされる「激甚災害」に指定するよう要請。地元のJA組合長らも農業関係の復旧支援や、防災対策を強く求めた。松本防災相は、被害状況を精査し、政府として素早く対応する考えを強調した。

 帯広市では、堤防が決壊し土砂が流れ込んだ圃場(ほじょう)を視察した。十勝地方の農協組合長会の有塚利宣会長は、降水量500ミリを超えると河川堤防などの防災機能が乏しいことを強調し、対策を要請。「日本の食料基地としてくじけずに進んでいく。国もしっかり支援してほしい」と求めた。

 芽室町では小麦やスイートコーンへの土砂の流入などについてJAめむろの辻勇組合長らから説明を受けた。清水町の橋や新得町の線路が崩落している現場も確認した。

 南富良野町では、JAふらののポテトチップス工場を訪問した。近くの堤防が決壊し、流れ込んだ泥が今も残る。JAの植崎博行組合長は、ジャガイモの付加価値向上に加え町の雇用を支えている施設だとし、早期復旧の重要性を指摘した。

 松本防災相は視察後、「広い面積で農業被害が甚大だ。党と連携をとり緊密に話し合い、一刻も早く対応できるように努力する」と語った。

 道は5日、台風10号による農業被害が同日午後3時現在で、6334ヘクタールに上ると発表した。十勝地方が3503ヘクタールを占めるが、同地方の多くの市町村は調査中で、さらに増える可能性がある。

日本農業新聞

最終更新:9月6日(火)7時0分

日本農業新聞

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